トルコリラ(TRY)での仮想通貨取引も可能
暗号資産取引所Bitget(ビットゲット)は2023年6月26日に、トルコ居住者向けのサービスとなる「Bitget TR」を立ち上げたことを発表しました。
Bitget TRは、トルコ居住者向けの専用プラットフォームとなっており、現地の法定通貨と暗号資産を橋渡しするフィアットゲートウェイが搭載されているため、現地のユーザーはトルコリラ(TRY)を使用して暗号資産を売買することができると伝えられています。
このフィアットゲートウェイは伝統的な金融システムとデジタル通貨を繋ぐブリッジとして機能するため、ユーザーは「USD・EUR・TRYなどの法定通貨」と「BTC・ETHなどの暗号資産」を取引することができるようになります。
Bitget TRは「トルコリラでの入出金を可能して、トルコのトレーダーがデジタル資産の可能性を最大限に引き出せるユーザーフレンドリーなプラットフォームを提供すること」にフォーカスしているとのことで、『Bitget TurkeyはTRYの入出金プロセスを合理化し、ユーザーが同じIDを使用して銀行口座から簡単に資金を送金できるようにする』とも説明されています。
「Bitget」のマネージングディレクターであるグレイシー・チェン氏は「Bitget TR」の公開について次のようにコメントしています。
Bitget TRのローンチによって、トルコのユーザーにローカライズされた便利で規制に準拠した仮想通貨関連サービスを提供できるようになりました。Bitgetは公正で透明性のある、敷居の低い規制された分散型金融システムの構築を目指しています。私たちは現地のパートナーと協力しながら、よりローカライズされたサービスを提供することによって信頼と認知を獲得し続けます。
BINANCEなどの一部の取引所は特定地域でのサービス展開に注力するために一部地域からの撤退を進めていますが、その一方ではサービス提供範囲の拡大に向けた取り組みも進められており、27日にはBybitがキプロスで運営ライセンスを取得したことも発表されています。
OKXは日本からの利用が不可に
(Bitget発表)