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ワールドコインの「セキュリティ監査レポート」公開|監査会社2社が複数の項目を評価

ワールドコインのセキュリティ監査報告

仮想通貨WLDの配布で注目集めながらも、データ収集やプライバシー保護の観点から懸念の声もあがっている暗号資産プロジェクト「ワールドコイン」は2023年7月28日に、Worldcoinのセキュリティ監査が実施されたことを発表しました。

ワールドコイン(Worldcoin/WLD)は、ChatGPTなどの開発で知られる「OpenAI」のサム・アルマンCEOらが立ち上げた暗号資産プロジェクトであり、網膜スキャンによる生体認証機器「Orb」を用いた本人確認で「World ID」を発行し、ID保有者に仮想通貨「WLD」を配布しています。

Worldcoinに関しては最近の報道で「イギリス・フランス・ドイツなどの規制当局がデータ収集などの観点でワールドコインを調査している」ということが報告されていましたが、今回はワールドコインのセキュリティ監査が実施されたことが発表されています。

ワールドコインの公式発表によると、今回のセキュリティ監査は監査会社である「Nethermind」と「Least Authority」の2社によって合計2回別々に実施されたとのことで、具体的には以下のような複数の項目についての評価が行われたと説明されています。

Nethermindがスマートコントラクトを評価

スマートコントラクトの監査を担当したのは「Nethermind」で、具体的には以下のようなコントラクトの監査を実施したとされています。(※スマートコントラクト=契約を自動執行する技術)

これらのセキュリティ監査の結果、合計26件の問題点が明らかになったとのことですが、そのうちの92.6%にあたる24件の問題は既に修正されているとのことです。

残り2件の問題については、2件は問題が暖和され、もう1件は問題として認識されている状態となっています。

(画像:Nethermind)

Least Authorityは暗号技術を評価

プロトコルの暗号技術の監査を担当したのは「Least Authority」で、具体的には以下のような内容についての評価を行ったと報告されています。

監査の結果、チームは3つの問題を特定して6つの提案を行ったとのことで、これらは全て解決されたか解決策が計画されていると説明されています。

なお、Least Authorityは今回の監査報告書の中で『ワールドコイン・プロトコルの暗号コンポーネントは、一般的によく設計され、実装されていることがわかった』とも評価しています。

「Nethermind」と「Least Authority」の監査レポートは一般公開されているため、両社が公開している各種ページにアクセスすれば詳細を確認することができます。
>>「Nethermind」の監査レポート
>>「Least Authority」の監査レポート

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Worldcoin発表