Binance Japan「サービス開始」を正式発表
Binance Japan(バイナンスジャパン)は2023年8月1日に「日本国内におけるサービス提供開始」を正式に発表しました。
バイナンスは昨年11月に、日本の暗号資産交換業者である「サクラエクスチェンジビットコイン」の買収を通じて日本市場に参入することを発表していましたが、今回は日本向けサービスを正式に開始したことが発表されています。
なお、サービス名称は以前まで「Binance Japan(仮)」とされていましたが、Binanceの日本法人名は「Binance Japan株式会社」とされており、サービス名称も「Binance Japan」と記載されています。
新規登録受付開始|既存ユーザーには後日対応
現在は「Binance Japanの新規利用開始申込受付」が開始されていますが、BINANCEのグローバル版サービスを利用していたユーザーは新規利用の対象外になると説明されています。
BINANCEのグローバル版サービス口座を有しているユーザーは、2023年8月14日以降に「Binance Japanへの移行申込手続き」が可能になるとのことで、2023年12月1日以降に新しいプラットフォームが利用可能になると報告されています。
グローバル版サービス利用者に対する対応の詳細については、別途対象者宛てに連絡が行われる予定です(※現時点では法人等の新規口座開設は受け付けていません)。
グローバル版サービスは段階的に終了
Binance Japanのサービス内容
Binance Japanでは、サービス開始時点で「暗号資産現物取引・貸暗号資産・NFT」などのサービスを利用することが可能となります。
現物取引では国内初上場となる「BNB」や「ALGO」の売買も可能で、取扱銘柄数は国内最大規模の合計34銘柄に対応、今後も対応銘柄の拡充を図ると説明されています。
また、将来的には「先物取引」を含めたデリバティブ取引サービスの提供も予定、Binanceが有する世界最大級のブロックチェーンエコシステムを生かした様々な取り組みを日本国内で本格始動し、さらなるサービス拡充に努めていくとされています。
バイナンスジャパンのサービス内容は以下の通りです。
暗号資産現物取引
【提供サービス】
- 暗号資産の入庫
- 暗号資産の出庫
- 日本円の入金
- 日本円の出金(8/20以降を予定)
- コンバート(販売所)
- 現物取引(取引所)
【販売所の取扱銘柄:合計34通貨】
BTC/ETH/BNB/ADA/ALGO/ASTR/ATOM/AVAX/AXS/BAT/BCH/CHZ/DAI/DOGE/DOT/ENJ/ETC/IOST/JASMY/LINK/LTC/MATIC/MKR/ONT/QTUM/SAND/SHIB/SOL/TRX/XEM/XLM/XRP/XTZ/ZIL
【取引所の取扱銘柄:合計32通貨】
BTC/ETH/BNB/ADA/ALGO/ASTR/ATOM/AVAX/AXS/BAT/BCH/CHZ/DAI/DOGE/DOT/ENJ/ETC/IOST/LINK/LTC/MATIC/MKR/ONT/QTUM/SAND/SHIB/SOL/TRX/XLM/XRP/XTZ/ZIL
※サクラエクスチェンジビットコインで取り扱っていた「XYM・MONA・FLR・COT」は取扱中止。取扱方針を決定次第改めて報告予定。
貸暗号資産
【Simple Earn】
暗号資産の貸付によって利息を得ることができるサービス
【自動購入(積立)】
定期的に決まった金額の暗号資産を積立投資できるサービス
NFT
【NFTマーケットプレイス】
NFTを売買できるサービス
なお「Binance Japan」の公式サイトは「グローバル版BINANCE」と同じようなデザインで設計されているため、以前からBINANCEを利用していた方は、使い慣れた環境で仮想通貨を取引できると期待されます。
BINANCE関連の注目記事はこちら