仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

メタマスク:仮想通貨⇔法定通貨の売買を可能にする「Ramp」と提携

MetaMaskにオンランプ機能を統合

仮想通貨と法定通貨の相互交換を可能にするオン/オフランプのサービスを提供している「Ramp」は2023年9月26日に、人気の仮想通貨ウォレットである「MetaMask」と提携したことを発表しました。

Rampは仮想通貨を法定通貨を簡単に交換できるようにするためのツールキットを提供しているフィンテック企業であり、記事執筆時点ではUSD・EUR・GBPなどといった40種類以上の法定通貨と90種類以上の仮想通貨をサポートしています。

今回の提携は「メタマスクのウォレットを利用している人々がより簡単に仮想通貨を購入できるようにすること」を目的としたもので、最初はRampが提供するオンランプサービス(法定通貨→仮想通貨への交換)をメタマスクのモバイル&ウェブアプリに直接統合すると説明されています。

これによって、世界150カ国の以上のメタマスクユーザーは「MetaMask Portfolio」を利用して様々な国の通貨を仮想通貨にシームレスに交換できるようになるとのことです。

オフランプ機能の統合も予定

また、今後は仮想通貨を法定通貨に交換できる「オフランプ機能」の統合も計画されているため、オン/オフランプ両方の機能が実装されることによって、メタマスクでの仮想通貨購入・売却がより便利になると期待されます。

MetaMask(メタマスク)では、誰もが自由にメタマスクの機能を拡張できる「Snaps」も提供されており、新しい新機能も続々と開発されてきているため、そのような新機能の展開にも注目です。

なお、最近ではビットコイン(BTC)をメタマスクで管理できる「Zion」と呼ばれる拡張機能なども登場しています。

>>ウォレット関連の最新記事はこちら

Ramp発表