メタマスクでビットコインを管理できる拡張機能「Zion」登場
MetaMask Snapsを活用した拡張機能「Zion」公開
MetaMask(メタマスク)でビットコイン(BTC)を管理することができる世界初のアプリケーション「Zion」がリリースされたことが明らかになりました。
Zion(ザイオン)は、メタマスクに新機能を追加できる「Snaps」と呼ばれる新機能を用いて開発された拡張機能であり、Zionを利用すればビットコインをラップすることなくMetaMaskのインターフェイス内で直接管理できると説明されています。
Snaps(スナップ)は、外部の開発者がメタマスクの機能を自由に拡張できるようにする新機能であり、現在は"プレリリースソフトウェア"として公開されています(※Snapsで提供される拡張機能は第三者が開発したものであるため、利用する場合には十分注意が必要です)。
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メタマスクでビットコインを直接管理
MetaMask Snapsの公式サイトでは、第三者の企業や開発者によって開発された監査済みの拡張機能が複数公開されていますが、Zionもその中の1つとして公開されており、開発者は「Account Labs」と記載されています。
(画像:MetaMask Snaps)
Zionのページやウェブサイトに記載されている情報によると、Zionの機能はSnapをインストールしてウェブサイトにアクセスすることによって利用することができるとされています。
Zionのウェブサイトでは自分のメタマスクを接続することが可能となっており、設定が完了したらビットコインを別のウォレットから転送することによってウォレットにBTCを追加できると伝えられています。
(画像:Zion)
MetaMask Snapsは公開されたばかりの新しい機能であり、Snapsで公開されている拡張機能も第三者が開発したものであるため、実際に拡張機能を利用する際には注意が必要ですが、Snapsを利用すればEVM互換のないブロックチェーンに対応させたり、カスタム通知を送信したりすることができるため、今後はメタマスクで魅力的な拡張機能が続々とリリースされていくことになると期待されます。
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