仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

BINANCEとの関係が噂されるHKVAEX「香港でのライセンス申請は準備段階」と説明

「ライセンス申請した」という報道は誤り

BINANCE(バイナンス)との関連性で注目されている香港の暗号資産取引所「HKVAEX」が、“HKVAEXが香港証券先物委員会(SFC)にライセンス申請した”という報道を否定して『現在は申請の準備を進めている段階だ』と説明したことが「Cointelegraph」の報道で明らかになりました。

HKVAEXは香港に拠点を置く仮想通貨取引プラットフォームであり、過去には「匿名の関係者が”HKVAEXは香港での仮想通貨ライセンス取得を目的としてBINANCEによって設立された”と語った」とも報じられていたため注目を集めていました。

先月末にはSouth China Morning Post(SCMP)の報道で「HKVAEXが香港でライセンス申請する可能性がある」との報道がなされており、一部では「HKVAEXが香港でライセンス申請を行った」との報道もなされていたとのことですが、同社は”ライセンス申請した”という報道は誤りだと指摘して『現在申請の準備を進めている段階だ』と説明したと伝えられています。

「申請済みのVAEXCとは無関係」とも説明

また、香港証券先物委員会(SFC)公式サイトの「暗号資産取引プラットフォーム申請者一覧」に記載されている「VAEXC」についても『VAEXCは別の申請者であり、HKVAEXとは何の関係もない』と説明したと報告されています。

SFC公式サイトの「暗号資産取引プラットフォーム申請者一覧」には「Hong Kong VAEXC Limited」という企業が2023年11月25日にライセンス申請書を提出したことが記載されています。

(画像:香港証券先物委員会

なお、HKVAEXとBINANCEの関係性については「過去のイベントで共同出演していたこと・ワークショップで協力していたこと・HKVAEXが過去にBINANCEをパートナーと表現したこと・両社ウェブサイトに類似点があること・利用規約でほぼ同じテンプレートが確認できること」などが指摘されていましたが、両社の関係性に関するコメントは得られなかったとも伝えられています。

>>BINANCE関連の注目記事はこちら

Cointelegraph報道