ASTR価格が2倍の「21円」まで急騰
日本人起業家の渡辺 創太氏が率いるブロックチェーン「Astar Network」のネイティブトークンである「ASTR」の価格が短期間で2倍以上にまで急騰し、注目を集めています。
2023年12月18日16時30分時点のASTR価格は10円だったものの、その数分後には21円まで価格が急騰しており、記事執筆時点のASTR価格は約16円となっています。
UPbitの「KRW取引ペア追加」が影響か
ASTRの価格が急騰した理由については、韓国の大手暗号資産取引所UPbit（アップビット）の発表が影響していると考えられています。
UPbitは今年2月に「ASTRの新規上場」を発表しており、この時にも大幅な価格上昇がみられていました。
2月の上場時点では「ASTR/BTC」の取引ペアが追加されていましたが、今回は新たに「ASTR/KRW」の取引ペアを追加、韓国の法定通貨である大韓民国ウォン（KRW）との取引ペアで直接ASTRを売買できるようになることが報告されています。
ASTR価格は18日16時30分に急騰していましたが、UPbitの発表も同時刻に行われているため、今回の価格高騰はUPbitの取引ペア拡充が影響していると考えられています（Xでの発表は16:57に行われていた模様）。
なお、UPbitは最初の発表時点で『2023年12月18日18:00にASTR/KRWの取引ペアを追加する』と発表していましたが、その後の発表では取引ペア追加時間を1時間延期することが報告されており、最新の発表では『2023年12月18日19:00にASTR/KRWの取引ペアを追加する』と説明されています。
韓国の大手暗号資産取引所の上場発表は、過去にも仮想通貨価格に大きな影響を与えており、今年9月には「BithumbのASTR上場発表」でも価格が急騰しています。
ASTR価格は記事執筆時点で16円台まで下落しているものの、依然として上昇傾向は維持されており、Astarの技術活用も順調に進んでいるため、今回の取引ペア追加によって韓国でのASTR取引もさらに活発化し、より大きな成長につながる可能性があると期待されています。
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（UPbit発表）