「The Readyverse」立ち上げ計画を発表
ブロックチェーンや人工知能(AI)も活用するメタバース企業「Futureverse」は2024年1月5日に、VR世界での冒険を描いた人気映画「Ready Player One(レディ・プレイヤー1)」のコンテンツを楽しめるメタバース「The Readyverse」を立ち上げる計画を発表しました。
Ready Player One(レディ・プレイヤー1)は、スティーヴン・スピルバーグ監督が手がける2018年に公開されたSF映画であり、OASIS(オアシス)と呼ばれる仮想現実世界で隠された財宝をめぐって冒険する人々の姿を描いた作品となっています。
この映画は、日本や米国を代表するゲーム・アニメ・漫画のキャラクターが数多く登場することでも知られています。
FutureverseにはRipple社も出資
「Readyverse Studios」を通じてWeb3メタバース展開
今回の発表では「Readyverse Studios」と呼ばれる制作スタジオを立ち上げたことが発表されており、Readyverse Studiosを通じて2024年に「The Readyverse」をローンチする予定であることが報告されています。
「Readyverse Studios」は、Futureverseの共同設立者であるシャラ・センダロフ氏とアーロン・マクドナルド氏、Ready Player Oneの原作小説を手がけたアーネスト・クライン氏、Ready Player Oneのプロデューサーであるダン・ファラ氏によって共同設立されたとのことです。
また「Readyverse Studios」は米メディア大手「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」とも提携しており、この提携を通じて「Ready Player One」のフランチャイズをWeb3メタバース上で独占的に提供すると説明されています。
Readyverse Studiosは、ファンの人々がお気に入りのストーリーやIPをメタバースで探索できる環境を構築することを目指しているとのことで、Web3技術やメタバースを用いたゲーム体験などを提供すると伝えられています。
なお、今後はReadyverseに参加するブランドも発表される予定で、現在は「Readyverseの公式サイト」で早期アクセスのためのメールアドレス登録も可能となっています。
Ready Player Oneの原作小説を手がけたアーネスト・クライン氏は「Readyverse Studios」や「Readyverse」について次のようにコメントしています。
未来は私が想像していたよりも早くやってきました。Readyverse Studiosは、Futureverseが数年間にわたって構築してきた革新的なテクノロジーを活用して、メタバースに最高の生命を吹き込む機会を得ました。
私はこのチームが、Ready Player Oneの主人公であるウェイド・ワッツや、OASISの開発者であるジェームズ・ハリデーが誇りに思うような未来へ皆さんを導くことができると自信を持っています。
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