取引所からウォレットに大量のSHIBを移動
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)を大量に保有している複数の大口保有者(クジラ)が、数千億〜数兆枚のSHIBを暗号資産取引所のウォレットから外部ウォレットへと移動させていることが明らかになりました。
Lookonchainの報告によると、過去1ヶ月間では4つのSHIBクジラが合計2兆3,900億SHIB(約33億8000万円相当)を取引所から外部ウォレットへと移動させているとのことで、SHIBの巨額送金を行なったクジラの中には、TRONの創設者であるジャスティン・サン氏も含まれていると報告されています。
新たなクジラウォレットが30分前に1,368億6,000万SHIBを蓄積しました。
先月、BTCは9.78%上昇し、ETHは16.09%上昇しましたが、SHIBの上昇率はわずか4.86%でした。
過去1ヶ月間では4頭のクジラが取引所から合計2兆3,900億SHIBを移動させています。
- 0x03A6は30分前にBINANCEから1368億6000万SHIBを蓄積
- 0xF633は過去3日間でBINANCEとGate.ioから1兆4400億SHIBを蓄積
- 0xa656は19日前にBINANCEから2378億7000万SHIBを蓄積
- ジャスティン・サン氏は22日前にBINANCEから5770億SHIBを蓄積
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約10兆枚のSHIB蓄積報告も
今回の投稿は2024年1月11日に行われたものですが、その後もSHIBクジラは大量のSHIBを購入し続けているようで、仮想通貨メディア「u.today」は2024年1月14日の記事で「IntoTheBlock」のデータを引用して『SHIBクジラが過去48時間で約9兆6,000億SHIBを蓄積した』と報じています。
一般的に、仮想通貨を暗号資産取引所へと送金した場合には「その仮想通貨を取引所で売却すること」が懸念されますが、今回のように暗号資産取引所から自己管理型ウォレットへと仮想通貨を移動する行為は「仮想通貨を長期的に保管する目的で行われる」と考えられています。
そのため、一連のSHIB巨額移動は「購入したSHIBを長期保有する目的」で行われた可能性が高いと考えられており、SHIBの今後の価格上昇には期待が高まっています。
SHIBは元々ミームコインとして知られていましたが、現在は様々なプロジェクト展開や技術活用によって「ミームコインの枠を超えたプロジェクト」として注目されており、最近ではSHIBの供給量を減らす”SHIBバーン”も順調に進められているため、仮想通貨業界ではSHIBの今後のさらなる成長に注目が集まっています。
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