DOGEのネットワーク上で「DOOM」がプレイ可能に
ドージコイン(DOGE)のブロックチェーンに名作FPSゲーム「Doom」が刻み込まれたことによって、誰もがドージコインのネットワーク上で「DOOM」を無料でプレイできるようになったことが明らかになりました。
これは、ドージコインのオーディナルズ・プロトコルである「Doginals」によって実現したもので、匿名の開発者であるMini Doge(@minidogeart)氏が「DOOMの30周年」を記念してブロックチェーン上に刻み込んだことを報告しています。
DOOMのゲームは対象リンクにアクセスすることによって無料でプレイすることが可能で、パソコンとスマートフォンの両方でゲームをプレイすることが可能となっています。
DOOM(ドゥーム)は「id Software」が1993年に発売した一人称視点のシューティングゲームで、マップを探索するアドベンチャーゲームの要素も備えています。
今回ドージコインのブロックチェーンに刻み込まれたDOOMは「シェアウェア版」となっているため、法律面での問題もなくゲームをプレイすることができるとのことです。
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ドージコインの「Doginals」とは?
Doginals(ドギナルズ)とは、ドージコインのブロックチェーン上にテキスト・画像・動画・音声などのリッチデータを刻み込むことができるプロトコルのことを指します。
ビットコインでは「Ordinals」と呼ばれる同様のプロトコルが存在していて、DoginalsやOrdinalsでは各トークンにデータを関連付ける「Inscription(刻印)」と呼ばれるプロセスが使用されています。
従来のNFTは「画像データなどへのURL」のようなものとなっており、実際のコンテンツなどはブロックチェーン外部の中央集権的なサーバーに保存されていましたが、OrdinalsやDoginalsではデータをブロックチェーン上に直接保存する仕組みが採用されています。
OrdinalsやDoginalsを用いてデータを保存すれば、対象データを永続的かつ変更できない状態で保存できるため、重要データやデジタル遺産を安全に保存して、後世に残していくための重要な存在になると期待されています。
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