続報:SHEboshis正式ローンチ
The Shibで「SHEboshis」の詳細が明らかに
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)関連の情報を配信するWEB雑誌「The Shib」の最新版となる「The Shib:Editions 13」が公開され、先日発表された新しいプロジェクト「SHEboshis」の詳細が明らかになってきました。
「SHEboshis」は2024年2月14日のバレンタインデーにあわせて公式Xアカウントが公開されたプロジェクトであり、既に発行されているNFTコレクション「SHIBOSHIS」の女性版が登場したとして注目を集めていました。
「The Shib:Editions 13」では、このSHEboshisに関する詳しい情報が記載されており、同プロジェクトがSHIBバーンに貢献することなども説明されています。
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SHEboshiとは?
SHEboshiは、2024年2月初めにローンチされたイーサリアムの実験的なトークン規格「ERC-404」を採用した新しいトークンであるとのことで、『SHEboshisはNFT業界における単なる美人でも、Shiboshisと対になる女性でもない』と説明されています。
このトークンは、非公式で実験的なトークン規格である「ERC-404」の可能性の可能性を探るために開始されたもので、SHIBバーンに貢献する仕組みが組み込まれていることも報告されています(*1)。
(*1)2024年2月21日追記:SHEboshis正式ローンチ時には、SHEboshiはERC-404に代わる新しいトークン規格「DN-404」を採用したNFTであることが説明されています。
今回の「The Shib」公開などで明らかになった「SHEboshi」の概要を、関連情報もあわせながら以下にまとめます。
ERC-404とは?
ERC-404とは、イーサリアムの一般的な仮想通貨で採用されているトークン規格「ERC-20」と、NFTのトークン規格「ERC-721」を組み合わせた新しいトークン規格。
このトークン規格は正式なトークン規格としてはまだ認可されていないものの、2024年2月5日に「Pandora」と呼ばれるプロジェクトが実験的な規格を立ち上げたことで注目を集めている。
ERC-404では、NFTを分割して複数のウォレットが「1つのNFTの一部」を所有できるようにして、その一部をトレードしたり、ステーキングしてローンに利用したりできるようになっているため、一部の専門家には「Fractionalized NFT:断片化されたNFT」と呼ばれている。
The Shibでは「ERC-404は、ERC-20とERC-721の長所を受け継いだ実験的な規格である」と説明されており、「これによってNFTの分割所有が可能になり、新たな可能性への扉が開かれる」とコメントされている。
SHEboshisの入手方法
SHEboshisは、既存のSHIBコミュニティも考慮した公正な方法で「請求可能なセット」として提供される。SHIboshi保有者には「無料で請求できるトークン/NFT」としてこのセットが提供される。
SHIboshi保有者にトークンを提供するために、チームは「過去数年間のSHIboshi保有者を確認するためのスナップショット」を作成し、SHIboshi保有数や保有期間などの要素に基づいて、ウォレットごとに請求可能なSHEboshisの数を決定する。
このプロセスには数日かかると予想され、請求は今週末から72時間続くことになる。SHIboshi保有者は事前にそのウォレットを準備しておくことが重要。
請求期間が終了した後には、$LEASH保有者にも24時間限定で「残りのSHEboshisを請求する権利」が与えられる。その後も残っているものがあった場合には、売り切れるまで一般ユーザーに公開される。
ミントを含む全てのプロセスが完了すると、NFTセットが「Uniswap」と「Shibaswap 1.0」で取引可能になる。(※両方のセットはその後すぐにShibariumに移植される予定)
SHEboshisの目標と今後
ERC-404の採用は「テクノロジーの最先端を行く」という理念と「取引量が減少したNFT市場を再熱させる」という意欲を示している。
将来的には「SHIboshis」と「SHEboshis」を組み合わせることが可能になる可能性もある。
「SHEboshi」はETHで購入できるようになる。これによって、ETH投資家を巻き込んで「Shibarium」の流動性を高めることができる。
404 NFTトークンの売上割当について
404 NFTトークン(おそらくSHEboshisのこと?)が「Uniswap」で取引可能になった時点で、収益は以下のように割り当てられる。
まずは、収益を「50%・50%」に分けて、50%は経費と財務に充てられる。これにより、Shib Paperで説明されている「永続的に自立し、完全に分散化されたネットワーク状態」を完成させるための資金が増える。
残りの50%以下のように割り当てられる。
・各種トークンのバーン(10%)
- $SHIBバーン(6%)
- $BONEバーン(1%)
- $LEASHバーン(1%)
- $TREATバーンのために確保(1%)
- $SHIバーンのために確保(1%)
・非営利団体(10%)
- 日本への割り当てを推奨(3%)
- マニー・パッキャオ財団(2%)
- Women in Blockchain(2%)
- TBD by Shibdentity Enabled Dao(3%)
・財団(15%)
- Shibdentity enabled DAOの立ち上げでTBDに15%
・チーム(15%)
- チームに15%
今回発表されたSHEboshisの詳細などは「The Shib:Editions 13」で確認することができます。
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