自己管理する仮想通貨で支払えるカードが登場?
仮想通貨ウォレットのMetaMask(メタマスク)が、マスターカード初となる仮想通貨が利用可能な完全オンチェーンの決済カードをテストしていることが「CoinDesk」の報道で明らかになりました。
CoinDeskの報道によると、このカードは「Baanx」が発行するもので、カード決済が可能な店舗であればどこでも仮想通貨を支払いに利用できると伝えられています。
Baanxが発行する仮想通貨決済対応カードは、様々な仮想通貨をまとめて管理できる自己管理型ウォレットである「メタマスク」と、世界的な決済ネットワークを有する「マスターカード」を統合させる画期的な製品で、この決済カードは”史上初の真の分散型Web3決済ソリューション”になると報告されています。
カード詳細は明らかにされておらず、公式発表も確認できていないものの、このカードを利用すればメタマスクで保管している仮想通貨を用いてマスターカード対応店舗で支払いを行うことができるようになると予想されます。
仮想通貨業界では既に「取引所で保有している仮想通貨で支払えるカード」や「カード利用で仮想通貨が貯まるカード」などがリリースされていますが、今回報告されているカードがリリースされれば「自己管理する仮想通貨で支払えるカード」が登場し、仮想通貨の利便性が高まると期待されます。
なお、メタマスクは今年2月に、メタマスクの拡張機能とモバイルアプリで「セキュリティアラート機能」を実装したことも発表しています。
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