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ロンドン証券取引所「ビットコイン・イーサリアムの仮想通貨ETN」5月から取扱開始

2024年5月28日から「仮想通貨ETN」取扱開始

ロンドン証券取引所は2024年3月25日に、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の値動きに連動する仮想通貨ETNの取り扱いを2024年5月28日から開始することを発表しました。

ETN(Exchange Traded Note)は「上場投資証券」や「指標連動証券」とも呼ばれる上場投資商品(ETP)の一つであり、上場投資信託(Exchange Traded Fund/ETF)と同様に、特定の指標に連動するように設計された金融商品となっています。

ロンドン証券取引所は2024年4月8日から仮想通貨ETNの申込受付を開始するとのことで、英国金融行動監視機構(FCA)から承認を得られた仮想通貨ETNが翌月に上場することになると報告されています。

仮想通貨ETNの取引開始日(2024年5月28日)に上場させたいと希望する発行体は、2024年4月15日までに申請して2024年5月22日までにFCAから承認される必要があるとされています。

なお、仮想通貨ETNは適格投資家のみが利用可能で、BTCETH建てのみを採用、原資産は英国・欧州連合・米国のマネーロンダリング対策ライセンスを受けたカストディアンによってコールドストレージで保管される必要があるとも報告されています。

今年1月には「米国で現物ビットコインETFの取引が開始されたこと」が大きな話題となりましたが、仮想通貨関連の金融商品は米国以外の国でもすでに提供されていて、最近では「スイス証券取引所にカルダノ・ステーキングETPが上場したこと」も報告されています。

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ロンドン証券取引所発表