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「我々は全てのカードを持っている」カルダノ創設者が大型アップグレードを予告

拡張性・ガバナンス・革新性・コミュニティなどに強み

カルダノ(Cardano/ADA)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は2024年4月8日に、カルダノに対する批判的な意見に反論して『我々はエコシステムとして全てのカードを持っている』と語りました。

今回の投稿は「BitBoy」として知られる仮想通貨インフルエンサーのBen Armstrong氏が「ADAは死んだ」とほのめかす動画を公開した後に投稿されたもので、『カルダノはスケーラビリティ・ガバナンス・イノベーションにおいて最良の道を歩んでいて、最高のコミュニティを有している』と説明されています。

また、同氏はカルダノの大型アップグレードとなる「Changハードフォーク」が迫っていることも強調し、取引性能を大幅に向上させる「Ouroboros Leios」について『Ouroboros Leiosはブロックチェーンのトリレンマ解決に向けた過去最大の前進である』とも語っています。

カルダノに対する批判を見ていると少し笑ってしまいます。私たちはエコシステムとして全てのカードを持っています。スケーラビリティ・ガバナンス・イノベーションに関しては最良の道を歩んでいます。最高のコミュニティもあります。

SanchoNetの進捗状況を見ればわかるように、Changハードフォークももうすぐです。Ouroboros Leiosはブロックチェーンのトリレンマ解決に向けた過去最大の前進です。私たちの研究ラボは規模を拡大しており、現在は209本の論文を発表、研究翻訳のスピードも格段に速くなっています。

私は、何百万人もの人々を巻き込んで解き放つ能力を持ちながら、オンチェーンの政府系ファンドを持ち、2300日以上24時間365日稼働して一度も失敗したことがないエコシステムに賭けるつもりはありません。

この業界の問題は、短期的な物語やカーニバルの客引きのような会話に支配されていることです。AIも同じ問題を抱えています。数ヶ月前までは「Open AI」が全てを支配していましたが、その後は「claude 3」が登場し、現在は「Grok 1.5」が登場、そしてまもなく「Llama 3」が登場します。

勝者は世代を超えて持続できる基盤と、その基盤を尊重して維持するコミュニティを持っています。この現実に変わるものはありません。

次の大型アップグレードでカルダノはさらに強固に

Changハードフォークは、Cardanoロードマップの最終段階にあたる「Voltaire」で最初のハードフォークであり、カルダノのコミュニティ主導ガバナンスを強化する重要なアップグレードとして注目されています。

Ouroboros Leios(ウロボロス・レイオス)は、分散化された性質を損なうことなくトランザクション処理性能を大幅に向上させるアップグレードで、これによって取引速度が大幅に向上すると伝えられています。

カルダノに対する批判については「Crypto Capital Venture」の創設者でカルダノ支持者でもあるダン・ガンバルデロ氏もコメントしていて、『人々がカルダノを批判するのは価格が1ドルを超えていないからで、簡単に言えばそのような人々は忍耐力が足りない』と指摘しています。

カルダノに対するFUDが溢れているのは価格が1ドル以上に戻っていないからです。価格に関心がないと言っているカルダノコミュニティの人々でさえも価格を気にしています。価格が上がっていればこのようなコメントは見られないでしょう。

私は少し前に「ビットコインの半減期がくるまでADA価格が1ドルを超えることはないだろう」と言いました。簡単に言えば、そのような人々には忍耐力が足りないのです。

なお、カルダノが今後予定している大型アップグレードについては、カルダノの公式商業化部門である「EMURGO」が昨年末に公開した記事の中でも詳しく説明されています。

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