メタマスクがビットコインに対応する可能性
仮想通貨(暗号資産)のウォレットを展開しているメタマスクが、ビットコイン(BTC)への正式対応に向けて準備を進めていることが「CoinDesk」の報道で明らかになりました。
MetaMask(メタマスク)は複数のブロックチェーンに対応した人気の仮想通貨ウォレットであり、現在はブラウザ拡張機能に加えてスマホ向けのウォレットアプリも提供されています。
メタマスクは主にイーサリアム(ETH)などをはじめとするEVM(イーサリアム仮想マシン)関連のブロックチェーンに対応していますが、ビットコインのブロックチェーンには正式対応していませんでした。
しかし、CoinDeskが”事情に詳しい2人の関係者の話”として報じた内容によると、メタマスクは現在ネイティブビットコインの統合に取り組んでいて、来月中にもビットコインがサポートされる可能性があるとされています。
最初の一部機能のみを提供する計画?
提供されるビットコイン関連機能はまだ確定していないものの、最初は一部機能のみが提供され、時間の経過とともに提供される機能が拡張されていく可能性があると報告されています。
メタマスクは既に以下のようなチェーンを含む様々なブロックチェーンに対応しているため、ビットコインのブロックチェーンがサポートされれば、さらに便利になると期待されます。
なお、メタマスクは外部の開発者がメタマスクに拡張機能を追加できる「Snaps」と呼ばれる機能も提供しているため、昨年9月にはメタマスクでビットコインを管理できる拡張機能「Zion」もリリースされていました。
ただし、この拡張機能は第三者が開発したものであったため、メタマスク公式のビットコインサポートには期待が高まっています。
こちらの記事もあわせてどうぞ