仮想通貨取引所の保有残高が10%近くまで減少
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)では2024年3月頃から価格の下落・停滞が続いていましたが、現在は大口保有者(クジラ)の買い占めによって仮想通貨取引所のBTC・ETH保有残高が過去数年の最低水準まで下がってきていると報告されています。
仮想通貨メディア「BTC-ECHO」のアナリストであるLeon Waidmann氏が「Glassnode」のデータを引用して報告した内容によると、仮想通貨取引所の保有残高はBTCが11.6%、ETHが10.6%まで減少しているとされています。
ビットコインとイーサリアムの取引所残高がここ数年の最低水準に!?
クジラの蓄積は続いています。
取引所の残高はBTCが11.6%、ETHが10.6%まで減少しています!
供給不足が迫っています?
次の大きな動きに備えましょう?
価格上昇予想は他の銘柄でも
供給不足で価格上昇につながる可能性?
今回報告されているパーセントは「取引所に保管されている仮想通貨が供給量全体に対してどの程度の割合を占めているか」を示すもので、取引所からBTC・ETHが大量に引き出されていることを表しています。
取引所に仮想通貨が送金されて取引所残高が増加した場合には「投資家の売却」が懸念されますが、今回のような取引所からの出金は「投資家が長期保有のために資産を移動させていること」を示すものだと考えられるため、近い将来にはBTC・ETHの供給不足が発生し、大幅な価格上昇につながる可能性があると期待されています。
今年1月には米国でビットコイン現物ETFの取引が開始されましたが、2024年6月末〜7月頃にはイーサリアム現物ETFの取引も開始される可能性があると予想されているため、正式にETFの取引が開始されれば、ETHやBTCの需要がさらに高まることになると予想されます。
仮想通貨業界の専門家やアナリストからは「ETF取引開始や半減期によって需要増・供給減の状態が発生し、今後数ヶ月間で仮想通貨価格が大幅に上昇する」という予想が多数語られているため、今後の価格上昇には期待が高まっています。
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