不正転売を防止&安心の取引環境を提供
楽天グループは2024年6月3日に、同社が運営するNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」で、チケットを2次流通できる新機能「NFTチケット」の提供を開始しました。
「Rakuten NFT」はこれまでにスポーツや音楽の分野で「NFT付きチケット」を販売していましたが、今回新たに提供開始された「NFTチケット」では2次流通が可能なチケットが販売されます。
このチケットはオンライン上で取引を完了することが可能できる他、ブロックチェーン技術を活用して改ざん不可能な形で取引履歴を記録することによって、不正転売を防止しつつ、通常の2次流通よりも安心して取引できるようになっています。
また、2次流通が行われた際には主催者や関係者にロイヤリティーが還元される仕組みも導入されているとのことです。
PRIZE FIGHTER準々決勝のNFTチケットを販売
NFTチケットで販売されるチケットの最新情報は「Rakuten NFTの公式X」で随時発表される予定で、第1弾では2024年7月に開催されるボクシングイベント「PRIZE FIGHTER」準々決勝のNFTチケットを販売すると報告されています。
「PRIZE FIGHTER」のチケット販売では、VVIP50席がNFTチケットとして販売されており、販売概要については以下のように報告されています。
NFTチケットの販売概要
【販売概要】
「PRIZE FIGHTER」のイベントチケットは、VVIP50席を「NFTチケット」として「Rakuten NFT」で2024年6月3日から販売開始。座席は購入時に指定でき、購入した「NFTチケット」はイベント開催前日の7月14日23:59まで「Rakuten NFT」のマーケットプレイスに出品し、2次販売することも可能。さらに、NFTチケットは「リング上での写真撮影権」と「選手直筆サイン入りのイベントオリジナルTシャツ」とのセットで販売。
※NFTチケットとセット販売される写真撮影権を利用するためには、2024年7月15日(月・祝)のイベント当日に会場に来場する必要があります。イベント当日に「NFTチケット」を保有していない、または来場しない場合は、写真撮影権を行使することができません。
【販売開始日時】
2024年6月3日(月)17:00
【販売ページURL】
https://ticket.nft.rakuten.co.jp/
【販売席数および価格】
VVIP50席:各税込66,000円(※販売上限に達し次第終了)
PRIZE FIGHTER 準々決勝の概要
【開催日時】
2024年7月15日(月・祝)17:00~
【会場】
大和アリーナ(大阪府吹田市片山町2-5-1)
【概要】
世界的大手興行主「マッチルーム」が2008年に創設した賞金トーナメント「PRIZE FIGHTER」。内容は、8選手が1回戦、準決勝、決勝を1日で戦い抜き、試合時間は3分×3ラウンドと短い。斬新なスタイルと、高額なファイトマネーからイギリスで人気を博し、8年間で14階級、計35大会が開催された。
元世界チャンピオンや、のちに世界王者となる若手有望株などが参加した。リニューアルされた今大会は、ミドル級のみ8選手が出場。元のワンデイ・トーナメントではなく、1試合3分×10ラウンドで、3興行に分けて行われ、優勝者は賞金総額100万ドルと、マッチルームから世界的プロモートを受ける権利を手にする。
【プライズファイター準々決勝 対戦カード】
- 国本 陸 vs 可児 栄喜
- マーク・ディキンソン vs 竹迫 司登
- アイニウェア・イリィアティ vs キエロン・コンウェイ
- アーロン・マッケンナ vs ジョバニー・エステラ
【ファイター紹介】
- 国本 陸(11勝5KO1敗/日本)
- 可児 栄喜(8勝4KO4敗3分/日本)
- マーク・ディキンソン(6勝2KO/イギリス)
- 竹迫 司登(16勝15KO 1敗1分/日本)
- アイニウェア・イリィアティ(19勝14KO 1敗/中国)
- キエロン・コンウェイ(20勝15KO 1敗1分/イギリス)
- アーロン・マッケンナ(18勝9KO/アイルランド)
- ジョバニー・エステラ(14勝5KO/プエルトリコ)
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(楽天グループ発表)