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英サッカークラブ「7億円相当のビットコイン」を購入

英サッカークラブである「リアル・ベッドフォード(Real Bedford)」が、約7億円相当のビットコイン(BTC)を購入したことが2024年7月22日に公表されました。

リアル・ベッドフォードは、著名な仮想通貨投資家であるピーター・マッコーマック氏(Peter McCormack)が2022年に買収したクラブです。

ピーター・マッコーマック氏によると今回の購入額は約7億円に相当し、この購入に限らず継続的にビットコインを購入しているとのことです。合計で82.7ビットコインを保有しており、2024年7月23日時点で約8.6億円に相当します。

取得価格から約8.4億円のコストがかかっているとのことで、約2,000万円ほどの利益が出ている計算になります。

リアル・ベッドフォードは66.9 BTCを4,500,420.69ドルで取得しました。ビットコイン1枚あたりの平均価格は約67,220ドルです。

現在、リアル・ベッドフォードは82.7 BTCを保有しています。これらは総額約537万ドルで取得されました。ビットコイン1枚あたりの平均価格は約64,925ドルです。

そのうちの15.8 BTCはサッカー関連の資金として保有しており、残りは財務資産として保有されています。

リアル・ベッドフォードはプレミアリーグへの参加を目標としており、チームを強化していく資金源の1つとして仮想通貨への投資を行っています。

取得したビットコインから約16ビットコインはサッカーに関する費用へ充てられ、その他のビットコインについては保管される予定になっています。

リアル・ベッドフォードは2024年4月に、こちらも著名な仮想通貨投資家であるウィンクルボス兄弟から約7億円の出資を受けたことを発表しており、複数の仮想通貨投資家が投資を行っているサッカークラブになっています。

上記のような背景もあってか、リアル・ベッドフォードは「草の根フットボール」と題して、ビットコインでの寄付も受け付けています。寄付されたビットコインはベッドフォードのユースや、関連する基金に用いられます。

オーナーが著名な仮想通貨投資家のピーター・マッコーマック氏であることや、サッカークラブが直接的に仮想通貨に投資するケースは少ないことから、ビットコイン保有者などから注目を集めています。

サッカークラブや選手と仮想通貨業界は提携やスポンサーシップの話題はこれまで多数見られ、親和性の高さが伺えます。

直近の事例では、2024年7月16日にプレミアリーグのサッカークラブであるトッテナムが、仮想通貨取引所のクラーケン(Kraken)との提携を発表しました。2021年には、著名なサッカー選手であるリオネル・メッシ氏が契約金の一部を仮想通貨で受け取った事例なども見られます。

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