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Web3時代の新広告モデル:らくらく連絡網で『Answer to Earn』が始動

Digital Entertainment Asset(DEA)とシンプレクス株式会社が共同開発するWeb3技術を活用した新しい広告サービスを発表しました。2024年8月22日、「Answer to Earn」という名のサービスが、日本最大級の連絡網サービスである「らくらく連絡網」での配信を開始しました。

「らくらく連絡網」は、部活動やサークル、PTAなどの団体活動に欠かせないツールとして広く使われています。2024年3月末の時点で、39万団体、700万人もの会員が利用する人気サービスです。

「Answer to Earn」は、ユーザーが企業のクイズに答えて報酬をもらえる仕組みです。面白いのは、難しい知識がなくても誰でも参加できることです。クイズに答えるだけで、暗号資産やNFTがもらえるチャンスがあります。

この新しい広告の形が「らくらく連絡網」で始まったことで、700万人もの人に向けて、今までにない形の宣伝や調査ができるようになりました。企業にとっては、新しい方法で自社の商品やサービスをアピールできる機会となりそうです。

DEAは仮想通貨ディープコイン(DEP)の発行で知られる2018年設立の比較的新しい会社で、ゲームやNFTの取引所など、さまざまなWeb3関連のサービスを展開しています。DEAが運営する「PlayMining」というプラットフォームは、世界中で260万人以上の会員を持つ人気サービスです。「楽しみながら生活できる経済社会を」という考えのもと、どんどん新しいコンテンツを増やし、利用者を増やしています。

一方、シンプレックスは、銀行や証券会社のシステムを作ってきた会社です。1997年の創業以来、日本の大手金融機関のパートナーとして活躍してきました。最近では、その経験を活かして他の分野にも手を広げています。

「らくらく連絡網」を運営しているのは株式会社イオレです。2001年から、スマホやパソコン向けのサービスを幅広く手がけています。広告技術の開発や提供、Web3事業など、時代のニーズに合わせて事業を展開しています。

これまで広告といえば、見るだけ、聞くだけのものが多かったですが、「Answer to Earn」のような参加型の広告が増えれば、私たちと企業とのつながり方も変わってくるかもしれません。ユーザーにとっても企業にとっても、win-winの関係が築けるかもしれません。

「Answer to Earn」と「らくらく連絡網」の組み合わせが、どんな可能性を生み出していくのか。これからの展開が楽しみになります。新しい時代の広告のあり方を、私たちは目の当たりにしているのかもしれません。

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Souce:DEA公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:DEA公式発表から引用