.doge形式のトップレベルドメインを申請
Web2・Web3対応の次世代ドメインを展開しているD3は2024年9月13日に、ドージコイン(DOGE)関連の分散型自立組織(DAO)である「Own The Doge」との提携を通じて「.doge」というトップレベルドメインを申請することを発表しました。
D3は仮想通貨の送受信などでも活用できるWeb3対応のトップレベルドメイン・ハンドル名を販売している企業であり、現在は「*shib、*core、*viction」などのハンドル名を販売しています。
Own The Dogeは、世界的に人気のミームコインであるドージコイン(DOGE)関連の分散型自立組織であり、今年4月にはDOGEのアイコンにもなっている柴犬「かぼすちゃん」の画像に関する法的権利を取得したことも報告されています。
D3はインターネット上で利用される識別情報の割り当てや管理などを行う国際的な非営利組織である「ICANN」に「.doge」というトップレベルドメイン(TLD)を申請するとのことで、世界中のドージ愛好家のためのWeb2とWeb3の架け橋を作るとコメントされています。
Own The Dogeとの提携を通じて、次回のICANN申請ラウンドで「.doge」のトップレベルドメインを申請できることを嬉しく思います🐕
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サイト・メール・ウォレット・ユーザー名で活用可能
D3は、自分が好きな文字列のドメイン・ハンドル名を購入できるサービスを展開しているため、将来的には「myname.doge」などといった自分だけのドメインを購入することができるようになります。
購入したドメインはNFT形式でユーザーに付与される仕組みで、ドメイン購入者はD3公式サイトでドメインに各ウォレットアドレスを紐付けして、ドメイン名で仮想通貨を送受信したりできるようになっています。
公式発表によると「.doge」のドメインは、ウェブサイト・メール・ウォレットID・複数プラットフォームのユーザー名などで利用できるようになるとのことで、具体的には以下のような用途があると説明されています。
用途 | 形式 |
ウェブサイト | name.doge |
メール | @name.doge |
ウォレットID | name.doge |
クロスプラットフォームのユーザー名 | @name.doge |
仮想通貨の送受金では「複雑な英数字の文字列で構成されたウォレットアドレス」を使用するのが一般的ですが、Web3ドメインを使用すれば「myname.doge」のような簡単な文字列で仮想通貨を送受金することができます。
D3は提携関係を拡大して様々な種類のトップレベルドメインを展開しているため、今後はさらに多くのドメイン名・ハンドル名を取得できるようになり、Web3ドメインが一般化して、仮想通貨の送受金も簡単・便利になると期待されます。
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Souce:D3公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:D3公式発表から引用