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書籍のクイズ回答で仮想通貨報酬「QAQA」が新たな読書体験を提供

AIで書籍クイズを自動生成、回答で報酬

ブロックチェーン技術ベンチャーのBLOCKSMITH&Co.(以下、BLOCKSMITH)は2024年9月24日に、オアシス(Oasys/OAS)のL2を活用したクイズ動画SNS「QAQA」で新たな読書体験を提供することを発表しました。

QAQA(カカ)は、OasysのL2である「BLQS Verse」を活用したユーザー投稿型の縦型ショート動画クイズアプリであり、現在はβ版のサービス提供が開始されています。

このアプリでは、クイズを出題したりクイズに回答したりすることが可能で、それらのアクションを通じてゲーム内通貨「CHIP」を貯めることが可能、貯まったCHIPは仮想通貨「BLQS」に交換できる仕組みとなっています。

今回の取り組みは、書籍の新たなプロモーション機会を創出するためのものであり、書籍のPDFを読み込んでAI(人工知能)でクイズを自動生成し、QAQAで出題することによって、新刊・既刊を問わず新たな読者層を獲得することを目指すと説明されています。

最初は游藝舎の書籍とコラボ、出版社も募集中

新刊のプロモーション企画第1弾では、游藝舎の書籍『ひねくれトレーナーが教える本当の健康の教科書』を基にしたクイズがQAQAが展開されるとのことで、今後も書籍コラボ企画に賛同する出版社を募集してさらなる展開を図っていくと説明されています。

新刊プロモーション企画への参加を希望する出版業界関係者は「専用応募フォーム」から問い合わせを行うことが可能で、「書籍のPDFデータをQAQAに提供するだけで簡単にクイズを作成することができる」とも説明されています(※参加募集は定員に達し次第終了)。

游藝舎の出版担当者は、QAQAを活用した取り組みについて次のようにコメントしています。

読者とこれまでにないタッチポイントを創出するべく、BLOCKSMITHさんと一緒に書籍掘り起こし企画を進めていきます。書籍内のコンテンツから派生するクイズを提供し、より多くの方々に書籍を手に取っていただけることを期待しています。

QAQAは既に18社の企業とのコラボレーションを行なっており、最近ではBLOCKSMITH独自の「顔認証Web3ウォレット」を活用したサービスを展開することも発表されています。

現在のQAQAは一部機能のみを利用できるβ版での提供となっていますが、今後はβ版でも順次機能拡充が予定されていて、「顔認証Web3ウォレット・NFTチャンネルパスの実装・独自マーケットプレイスの開設・コミュニティ機能・AIクイズジェネレーター」などを導入していく計画が発表されているため、今後の新たな発表などにも注目です。

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Souce:BLOCKSMITH公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用