ビットコイン現物ETFの提供などで知られる米国の資産運用大手Grayscale(グレースケール)は2024年10月10日に、グレースケールの投資商品に含めることを検討している暗号資産(仮想通貨)のリストを更新しました。
このリストは「将来的にグレースケールの投資商品に含める可能性のある候補」をグレースケールのチームがまとめたもので、定期的に仮想通貨の再評価を実施、再評価後は少なくとも四半期末後15日以内に更新することを目指していると説明されています。
記事執筆時点における最終更新日は2024年10月10日で、検討中の暗号資産としては以下のような銘柄が挙げられています。
- Kaspa(KAS)
- Aptos(APT)
- Arbitrum(ARB)
- Celestia(TIA)
- Celo(CELO)
- Core(CORE)
- Cosmos(ATOM)
- Internet Computer(ICP)
- Mantle(MNT)
- Metis(METIS)
- Neon(NEON)
- Optimism(OP)
- Polygon(POL ex. MATIC)
- Sei(SEI)
- Starknet(STRK)
- Toncoin(TON)
- TRON(TRX)
- Aerodrome(AERO)
- Ethena(ENA)
- Injective Protocol(INJ)
- Jupiter(JUP)
- Mantra(OM)
- Ondo Finance(ONDO)
- Pendle(PENDLE)
- THORChain(RUNE)
- Dogecoin(DOGE)
- Immutable(IMX)
- Akash(AKT)
- Arweave(AR)
- Artificial Superintelligence Alliance(FET)
- Helium(HNT)
- Pyth(PYTH)
- UMA Project(UMA)
- VeChain(VET)
- Worldcoin(WLD)
これらの仮想通貨はあくまでも検討中のものであるため、今後の再評価でリストから除外される可能性もありますが、変化が激しい仮想通貨市場でどのような仮想通貨が注目されているかを判断するための材料の1つになると考えられます。
グレースケールは仮想通貨投資商品の拡充を続けていて、最近では「XRP・TAO・SUI・MKR・AVAX・AAVE」などの投資信託も発表されているため、同社の新たな商品発表などにも注目です。
なお、先月26日には高いポテンシャルを秘めた暗号資産をグレースケールのリサーチ部門がまとめたリストである「Grayscale Research Top 20」も更新されていて、新たに6種類の仮想通貨が追加されています。
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Souce:Grayscale公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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