オーストラリアのデジタル資産運用会社であるMonochrome Asset Managementが、オーストラリア初のイーサリアム現物ETFとなるMonochrome Ethereum ETF(IETH)をローンチすることが明らかになりました。
Monochrome Asset Management(モノクロームアセットマネジメント)は、今年6月に豪州初のビットコイン現物ETFとなるMonochrome Bitcoin ETF(IBTC)をローンチしていましたが、今回は新たにイーサリアム現物ETFがローンチされると報告されています。
Monochrome Ethereum ETF(IETH)は、イーサリアム(ETH)実物の購入・償還を提供する世界初のファンドを目指しているとのことで、IETHは現地時間2024年10月14日にCBOEオーストラリアでローンチされると伝えられています。
IETHのローンチについては、モノクロームからの公式発表も行われていて「IETHの近日公開を記念したプライベートイベントを開催した」と報告されています。
Monochromeは今週、シドニーでサービスプロバイダー・チーム・パートナーを招待して、Monochrome Ethereum ETF(ティッカー:IETH)の近日公開を記念したプライベートイベントを開催しました。
Monochrome Ethereum ETF(IETH)のカストディアンは米カストディ大手の「BitGo」と米暗号資産取引所「Gemini」で、ファンドマネージャーを務めルのは「State Street Australia」だと報告されています。
オーストラリアにおけるイーサリアム現物ETFのローンチでは、米国で現物ETFがローンチされた時ほどの資金流入はみられないを予想されていますが、IETHは豪州初のイーサリアム現物ETFであるため、仮想通貨関連ETFの展開における重要な一歩として注目されています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=147.66円)
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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