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ソラナ上で米ドルステーブルコイン「FDUSD」発行へ:First Digital Labs

FDUSD:ソラナ上で12月に発行予定

ステーブルコイン「FDUSD」の発行元であるファーストデジタルラボ(First Digital Labs)は2024年10月30日に、ソラナ(Solana)上でFDUSDを発行する計画を発表しました。

First Digital USD(FDUSD)は、1FDUSDが1ドルで安定して推移するように設計された米ドル連動ステーブルコインであり、FDUSDの価値は現金および現金同等資産によって完全に裏付けられていると説明されています。

FDUSDは大手仮想通貨取引所であるBINANCE(バイナンス)で利用されていることでも知られていて、2023年9月に「BUSD」の段階的な終了が発表されて以降は「USDT」と並ぶ主要な取引ペアとして採用されています。

FDUSDは現在、BNBチェーンイーサリアム(Ethereum)スイ(Sui)などで発行されており、Binance Launchpool(バイナンスローンチプール)においてもステーキング資産としてサポートされています。

ソラナ上のFDUSD展開についてはソラナの公式X(旧Twitter)からも発表されていて、決済アプリケーション(PayFi)やウォレットなどのインフラとしての利便性が向上することや、FDUSDの発行が2024年12月に予定されていることが報告されています。

なぜ重要かというと、より多くのステーブルコインの選択肢があることで、開発者にとって多くの構築要素が生まれ、ユーザー向けのより良いPayFi製品が提供できるからです。

First Digitalは、2024年12月からSolanaネットワーク上でFDUSDを発行する予定です。

ステーブルコイン需要の高まりへの期待

ソラナは処理速度が速く、ガス代が非常に安いことから、DeFi(分散型金融)NFT市場を中心に注目されているブロックチェーンです。

ソラナは近年セキュリティ強化やネットワークの分散性向上に取り組んでおり、今回の発表により同チェーン上でのステーブルコイン需要も高まると見込まれています。

FDUSDが多様なブロックチェーン上で発行されていることから、異なるエコシステム間でのクロスチェーン取引や相互運用性が向上し、DeFi市場などの流動性が高まることが期待されています。

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Souce:First Digital Labs公式X
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:First Digital Labs公式発表から引用