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米国、ホワイトハウス初の仮想通貨担当を設置か|トランプ政権移行チームが検討

史上初の仮想通貨担当が誕生する可能性

2024年11月21日、米共和党候補として大統領に当選したドナルド・トランプ氏の政権移行チームが、ホワイトハウス内に史上初となる仮想通貨担当を設置することを検討していることが明らかになりました。

米大手メディアBloomberg(ブルームバーグ)によると、現在ドナルド・トランプ氏のチームが業界関係者と協議を進め、適切な候補者の審査を行っていると報じられています。

仮に、米政権で仮想通貨関連のポストが設置された場合、史上初の事例であり、ドナルド・トランプ氏が仮想通貨に注目していることが分かります。ブルームバーグは、仮想通貨業界が次期トランプ政権に与える影響力の大きさを表していると指摘しました。

一方で、正式なコメントはまだ発表されていません。また、ホワイトハウスにおける上級スタッフ職員なのか、連邦政府全体に関わる責任者なのかといった詳細は判明していない状況です。

徐々に次期トランプ政権のポストが発表されつつあるため、仮に実現する場合は近いうちに発表がある可能性もあります。

当選後のトランプ氏と仮想通貨の動向

ドナルド・トランプ氏は当選後、仮想通貨業界との接触を積極的に行っています。上記ニュースが報じられたのと同日21日に、Binance US元CEOのブライアン・ブルックス氏との会談が報じられました。ブライアン・ブルックス氏は、SEC(米国証券取引委員会)の新たな長官候補の1人と報道されています。

また、米大手仮想通貨取引所coinbase(コインベース)の創業者であるブライアン・アームストロング氏とも面談を実施しています。ブライアン・アームストロング氏は、政界に対して積極的な活動を行っている人物です。米国の政治家が仮想通貨に友好的か・否定的かを公表している「Stand With Crypto」という仮想通貨擁護団体の設立に関わりました。


Coinbaseの使命は、ほとんどの人が考えるよりも広範囲にわたります。その1つは、世界の経済的自由を増やすことです。主に、暗号通貨を使用して金融システムを更新することを意味します。


しかし、時には、悪政に抵抗することも意味します。

11月20日には英大手メディアのFTが、ドナルド・トランプ氏が保有するSNS企業が仮想通貨関連企業のBakktの買収を交渉していると報じました。仮に実現した場合、ドナルド・トランプ氏の仮想通貨への関心がより強まると業界では見られています。


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Souce:Bloomberg

執筆・翻訳:BITTIMES 編集部

サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用