WLDが逆三尊を形成、最初の目標価格は4ドル?
ワールドコイン(Worldcoin/WLD)の価格は2024年3月に12ドル(約1,850円)付近まで上昇した後、今年9月に1.4ドル(約215円)まで下落していましたが、Xで88,000人以上のフォロワーを有する著名アナリストのアリ・マルティネス氏(@ali_charts)は「ワールドコインの将来は明るい」と語っています。
仮想通貨市場で複数銘柄の価格高騰が続く中で、ワールドコインは比較的穏やかな上昇を続けていますが、アリ・マルティネス氏は2024年11月24日の投稿で「ワールドコインは現在ヘッドアンドショルダーズボトム(逆三尊)を形成している」と指摘しています。
ヘッドアンドショルダーズボトム(逆三尊)とは、チャート分析における重要なトレンド反転パターンの1つであり、下落トレンドが終わって上昇トレンドへと転換することを示唆する有名なサインの1つです。
逆三尊では下落相場で3つの底値が形成され、真ん中の底値が最も低く、両側のその底値がそれよりもやや高い位置に形成されますが、マルティネス氏は「WLD/USDの3日足チャートでこのパターンが形成されていること」を指摘しています。
同氏は現在のワールドコインで逆三尊が形成されていることを理由に、WLD価格は今後さらに上昇すると予想しており、上昇した場合の最初目標価格は50%増となる4ドル(約616円)になるとも語っています。
ワールドコイン(WLD)はまだ価格が急騰していないコインの1つなので、慌てて飛びつく必要はありません。現在は逆三尊を形成しており、最初の上昇目標は50%増となる4ドルです!
2.10ドルのサポートが維持される限り将来は明るい
ワールドコイン(WLD)はここ数日間で上昇・下落を繰り返しているため、他銘柄と比べると伸び悩んでいるようにも見えますが、マルティネス氏は25日の投稿で「WLDに大きな供給障壁はないため、2.10ドル(約323円)のサポートが維持される限り将来は明るい」とも語っています。
マルティネス氏が添付している画像は「特定の価格帯におけるWLDの取引量」や「利益・損失が出ているウォレットの割合」などを確認できるもので、”どの価格帯でどれくらいの売買が行われたか”を可視化することによって重要な価格帯を把握できるようになっています。
今回の画像では、現在のワールドコインにおいて2.1ドル付近の価格帯が特に重要であることが示されているため、マルティネス氏は「2.1ドルのサポートラインが維持される限り、ワールドコインの将来は明るい」と語っています。
ワールドコイン(WLD)に大きな供給障壁はありません。2.10ドルのサポートが維持される限り、将来は明るいでしょう!
Worldは先月半ばに独自のL2ブロックチェーンであるWorld Chain(ワールドチェーン)のメインネットをローンチしていて、その後はWorld App内で利用できるミニアプリも続々とリリースされています。
また、最近ではワールドチェーンを活用したトークンである「ORB」や「ORO」なども登場していて、ワールドチェーンに対応する仮想通貨取引所も増えてきているため、技術活用の面などでも今後の成長が期待されています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=154.13円)
ワールドコイン関連の注目記事
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用