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Virgin Voyagesが仮想通貨決済に対応|ビットコインが使える初のクルーズ会社に

年間パスの販売でビットコイン決済に対応

Virgin Groupのクルーズ会社であるVirgin Voyages(ヴァージン・ヴォヤージュ)は2024年12月4日に、ヴァージン・ヴォヤージュが年間パスの購入でビットコイン決済に対応し、仮想通貨決済を受け入れる初のクルーズ会社になったと発表しました。

Virgin Voyages(ヴァージン・ヴォヤージュ)は、実業家で大富豪のリチャード・ブランソン氏が設立したコングロマリット「Virgin Group」のクルーズ会社であり、豪華でユニークなクルーズ体験が提供されています。

今回の発表は1年間無制限で旅行できる「年間パス」の発売を報告するもので、この年間パスを購入する際の支払い手段としてビットコイン決済に対応することが報告されています。

なお、ビットコイン決済を受け入れるのはヴァージン・ヴォヤージュ初の試みであるとのことで、仮想通貨決済オプションを受け入れる初のクルーズ製品として業界をリードするとコメントされています(※BTC決済対応クルーズの報道は2017年にもあり)。

年間パスの概要・販売価格・販売期間

年間パスは、利用者が行きたい場所へ行きたい時に旅立てるようにする特別なもので、パス保有者は以下のような様々な特典を受けることができるとされています。

年間パスは2025年1月から4月の間に開始日を選択することが可能で、一度有効化されると1年間有効、価格は税金や手数料を除き120,000ドル(約1,798万円)で、先着順で2025年3月31日まで販売されます。

リチャード・ブランソン氏は、仮想通貨愛好家であることでも知られており、早い時期から複数のブロックチェーン・プロジェクトの支援を行なっている他、テック企業の技術力を競うテックコンテストなども開催、2013年には宇宙旅行ビジネスを行う「Virgin Galactic」でもビットコイン決済を喜んで受け入れると発表しています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=149.87円)

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Souce:Virgin Group公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用