「Slash Card」の近日公開を予告
自己管理型の仮想通貨決済サービスなどを展開しているSlash Vision Labsは2024年12月6日に、日本初の仮想通貨対応カードとなる「Slash Card」の近日公開を予告しました。
Slash Vision Labsは、仮想通貨決済ソリューションである「Slash Payment」など複数の製品を開発・提供しているWeb3プロジェクトであり、Mantle Network上のネイティブトークン「SVL」も発行されています。
Slash Paymentは、自分自身で管理している仮想通貨を支払いに利用できる自己管理型の仮想通貨決済プラットフォームであり、「Ethereum、BSC、Polygon、Avalanche、Astar、Arbitrum、Optimism、Mantle、Oasys、Base」といった様々なブロックチェーン・仮想通貨に対応していることから、高い評価を獲得しています。
Slash Vision Labsは以前から「Slash Card」の開発を進めていることを報告していましたが、今月6日には「Slash Cardが近日登場」というコメントに合わせて「日本初のクリプトカードで未来を切り開く」とのメッセージが投稿されています(モールス信号の内容も「Slash Card is coming soon」の意味)。
Slash Card(スラッシュカード)とは?
Slash Card(スラッシュカード)は、日本の法規制に準拠した日本初の合法的な仮想通貨対応クレジットカードであり、日常的な買い物で仮想通貨を活用できるインフラを提供することを目指しています。
スラッシュカードの詳細はまだ明らかにされていないものの、関連情報はこれまでの発表や公式サイトに記載されており、以前の発表では「日本の法規制に準拠したステーブルコインを裏付けとしたクレジットカード」として紹介されています。
ウォレットや取引所アカウントで保有している仮想通貨を使えるクレジットカードは既に海外で複数展開されていますが、日本では規制上のハードルからそのような仮想通貨カードはまだ発行されていませんでした。
カード利用で仮想通貨報酬が還元されるカードは国内でも発行されていますが、仮想通貨を支払いに使えるカードは発行されていないため、スラッシュカードがリリースされれば仮想通貨の活用範囲がさらに拡大するため、対応チェーン・対応通貨など今後の詳細発表には注目が集まっています。
なお、税金に関する面からいうと、仮想通貨を支払いで利用した場合には仮想通貨を売却したのと同じ扱いとなり「購入時価格と支払い時価格の差額」で損益を計算して税金を納める必要があるため、仮想通貨決済を行う場合は確定申告などに対応できるよう準備することも重要です。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Slash Vision Labs公式発表から引用