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仮想通貨に投資する米政治家「イーサリアムとライトコインを保有している」と公表


米国の政治家であるTulsi Gabbard(トゥルシー・ギャバード)氏は、イーサリアム(Ethereum/ETH)とライトコイン(Litecoin/LTC)を保有していることを明らかにしました。仮想通貨(Cryptocurrency)に投資していることを公表したアメリカの議員は今回で2人目となります。

こちらから読む:ブロックチェーンや仮想通貨の普及が進む「アメリカ」

アメリカ合衆国下院議員である(*1)Tulsi Gabbard(トゥルシー・ギャバード)氏は、立法機関の書記官に提出された財務開示報告書の中で、イーサリアム(ETH)とライトコイン(LTC)の両方を1,000ドル(約11万円)から15,000ドル(約16万円)分ほど購入していることを報告しています。
(*1)2018年8月時点

下院軍事委員会と下院外交委員会に勤めているギャバード氏は、2017年12月12日にこれら2種類の仮想通貨を購入したと報告しており、どちらの仮想通貨からも収入は得られていないことがわかっています。当時のイーサリアムの価格は約8万円となっており、2018年8月23日現在の価格である約30,000円と比較すると、その価値は半分以下になっていることがわかります。

2017年12月12日頃のイーサリアム価格(引用:coingecko.com)

米国の倫理委員会は6月17日に、1,000ドル以上の仮想通貨を保有している全ての下院議員に対して保有状況を明らかにするにとの新しいルールを設けています。これによりアメリカの下院議員は、財務報告書を通じて45日以内に1,000ドルを超える資産の売買を含む保有額を提出する必要があります。

共和党下院の司法委員会で議長を務めているBob Goodlatte(ボブ・グッドラット)議員は、17,000〜80,000ドル(約187万〜880万円)に相当する額の、
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ビットコインキャッシュ(BCH)
を保有していることを明らかにしています。

グットラット議員の息子にあたるボビー・グッドラットJr氏は、仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)に投資するエンジェル投資家として知られています。

今後も多くの米国議会議員が、仮想通貨の保有状況を明らかにすることが予定されています。
Jared Polis(ジャレド・ポリス)議員は、政府のサービスにブロックチェーン技術を導入するように促す法案を提出する機関を共同設立して以来、有望な候補者として知られており、Mark Warner(マーク・ウォーナー)上院議員は、仮想通貨市場が20兆ドル(約2,200兆円)にまで成長すると信じています。

米国議員の中には仮想通貨やブロックチェーンを高く評価する議員が増えてきており、複数の話題して取り上げられています。

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