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続く仮想通貨下落市場、今後は「長期的な思考」が重要に:John McAfee


仮想通貨市場で続く価格の下落は、多くの投資家たちに不安を与えています。ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は過去7日間で28.4%の下落を記録しており、本日21日には50万円を下回っていますが、ブロックチェーンと暗号通貨の伝道師であるJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、パニックを起こす人々に『リラックスする必要がある』と説いています。

こちらから読む:大統領選にも立候補する仮想通貨の伝道師「John McAfee」

仮想通貨市場の冬は「栄光の春」に続く

現在の仮想通貨市場では2018年に続いてきた下落相場に続き、さらなる追い討ちがかかっています。2018年11月13日に72万円前後で取引されていたビットコイン価格はその後急速に下落しており、1週間後の20日には「1BTC=約48万円」を記録しています。

価格の下落が続いているのはビットコインだけではなく、イーサリアム(ETH)ビットコインキャッシュ(BCH)などといった、その他の仮想通貨でも同様に下落する動きが見られています。

しかし筋金入りの「ビットコイン強気派」であるJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、このような状況でも『落ち着くことが重要だ』と語っています。彼はビットコイン価格が昨年10月以降初めて5,000ドル(約56万円)を下回った2018年11月20日にTwitter上で次のようなアドバイスを投稿しています。


人々は弱気市場に対しパニックに陥っているようだが心配する必要はない。確かに私たちは弱気派に”吸われて”いるが、彼らは歯のない娼婦ほど上手く吸えない。

私は73年間生きてきた中でこのような市場の動きを何十回も見てきた。弱気市場は冬のようですが、それはいつも栄光の春に続いています。落ち着いてください。

ビットコインが誕生して間もない頃から仮想通貨市場に参入し、様々な体験を身をもって体験してきたマカフィー氏は、パニックを起こす人々に“リラックス”することの重要性を説いています。

マカフィー氏が投稿したこのツイートは大きな反響を呼んでおり、コメント欄には多くのユーザーからの意見が寄せられています。一連のコメントの中で「長期的な思考」に切り替え仮想通貨を”ホールド”すると語ったユーザーに返信したマカフィー氏は次のように注意を促しています。


長期的な投資は、唯一賢い投資方法です。しかしそれは険しい道でもあるため、実際に長期的に持ち続けることができる人はほとんどいません。貪欲さ、恐れ、疑いの心は100人の探求者のうち99人の知性をダメにするでしょう。「長期的な思考」には大きな勇気が必要です。それは弱者には向いていません。

ジョン・マカフィー氏の「ビットコイン・チャレンジ」

マカフィー氏は『長期的な思考を持ち続けるためにはそれなりの勇気が必要である』と語っていますが、その勇気を実際に持っている少数の投資家の中でも”特に強靭な精神力”を備えているのは紛れもなく彼自身だと言えます。

なぜならばマカフィー氏は、以前に非常に重要な”賭け”を受けており、現在もその戦いは続けられています。彼はビットコインの価格が2020年までに100万ドル(約1億円)に達するとの予想を語っており、もしそれが達成しなければ「自身のペニスをライブ配信で食べる」と約束しました。

この賭けは時間が経過したからといって忘れ去られるようなものではなく、むしろリアルタイムでその進捗状況を確認することができる環境が整えられています。

マカフィー氏のチャレンジをリアルタイムに追跡するウェブサイト(引用:bircoin.top

マカフィー氏の発言の後に立ち上げられたこの特設サイトは、2020年までにビットコイン価格が1億円に達するために必要と考えられる価格と、実際のBTC価格、そしてその間に見られる価格差を一目で確認することができるようになっています。

1BTC=1億円まで「残り25ヶ月」

マカフィー氏の予想は「2020年にビットコイン価格が1億円に達する」というものであるため、一人のTwitterユーザーは、今回の会話の中で改めて『残り13ヶ月で1億円に達するのか?』とマカフィー氏に問いかけました。しかしマカフィー氏はこれに対して『25ヶ月だ』と答えているため、ビットコインの価格が1億円に達するのは今から約25ヶ月後である”2020年末”なのだと考えられます。

ビットコイン価格に最も強気な予想を立てているジョン・マカフィー氏は、誰よりも高いリスクを背負っているにも関わらず人々に『リラックスすることが重要だ』と語っています。マカフィー氏の予想が正しければビットコインの価格は25ヶ月後には今の200倍になっている可能性があります。

ビットコイン(BTC)を保有している方は「強い意志」を持った上で今の弱気市場を耐え抜き、2020年に開催される東京オリンピックを楽しみに待っておくのもありなのかもしれません。

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