中国の仮想通貨格付け機関である「CCID」は、第8回目となる2018年12月の暗号通貨のランキングを発表しました。以前から高い評価を受け続けているイオス(EOS)とイーサリアム(ETH)は今回も1位2位の座をキープしており、3位にはGXChain(GXS)がランクインしています。
こちらから読む:中国の格付け局「CCID」の評価基準とこれまでのランキング
無敗のイオス(EOS)が「1位」をキープ
CCIDは、2018年6月からイオス(EOS)を非常に高く評価し続けています。常に高評価を獲得し続けているEOSは1位の座を維持し続けており、2位はイーサリアム(ETH)がキープしています。度々変化する3位の枠には今回は「GXChain(GXS)」がランクインしており、前回まで3位に位置付けられていたビットシェアーズ(BTS)は、8位にまで順位を落としています。
ビットコイン(BTC)は依然としてあまり高い評価を受けてはおらず、今回の格付けでは「18位」という結果になっています。公式プレスリリースでは、高性能で一般的なアプリケーション開発をサポートするパブリックブロックチェーンが一般的に上位にランクされていると説明されています。
仮想通貨格付け結果|2018年12月
CCIDが発表した2018年12月の格付け結果と評価内容は次の通りです。なお、今回の格付けからは新たに「オントロジー(Ontology/ONT)」が追加されています。
基本技術トップ5
- イオス(Eos/EOS)
- ビットシェアーズ(Bitshares/BTS)
- スチーム(Steem/STEEM)
- ジーエックスチェーン(GXChain/GXS)
- イーサリアム(Ethereum/ETH)
適用範囲トップ5
- イーサリアム(Ethereum/ETH)
- ネオ(Neo/NEO)
- オントロジー(Ontology/ONT)
- ネブラス(Nebulas/NAS)
- クアンタム(Qtum/QTUM)
イノベーショントップ5
- ビットコイン(Bitcoin/BTC)
- イオス(Eos/EOS)
- イーサリアム(Ethereum/ETH)
- コモド(Komodo/KMD)
- カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)
基本技術、適用範囲、イノベーションの1位は以前から変化していません。しかし全体的な評価としてはイオスの評価が高くなってきているため、今後もEOSが1位を維持し続ける可能性も高いと考えられます。