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マイニングマシン「100万台」が再稼働?ビットコイン半減期に向け準備:中国


ビットコイン(Bitcoin/BTC)をはじめとする多くの仮想通貨で大幅な価格下落が見られたことによって、昨年末には多くのマイナー(採掘者)たちがマイニング(採掘)から撤退していましたが、それらのマイナーたちは”来たる半減期”に照準を合わせて「マイニングマシン再稼働」に向けた準備を進めていると伝えられています。

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半減期の到来に向け「ASICマシン」を再稼働

ビットコイン価格は、約220万円を記録した2017年のピーク時から比べると大幅に下落しており、現在は40万円前後での推移を続けていますが、中国のマイナー(採掘者)は依然としてビットコイン(BTC)に強気な姿勢を維持しています。

昨年の価格下落によって、多くのマイナーや企業が仮想通貨のマイニングから手を引くことを発表していましたが、中国のマイナーたちは次の「半減期」に備えて仮想通貨のマイニングに特化した特定用途向け集積回路「ASIC」の保有量を増やしていると伝えられています。

ビットコインの次の半減期は「2020年5月」に想定されており、これに向けてBTC価格も徐々に回復していくとの見方が強まっています。現在ビットコインのマイニングによって得られる報酬額は「12.5BTC」となっていますが、半減期以降は報酬額が「6.25BTC」にまで減少します。

マイニングの報酬額は減少するものの、これまでのデータなどから「半減期に合わせてビットコイン価格は大きく上昇する」と予想されているため、マイナーの人々は次の半減期まで残り約1年となった今の段階から徐々にマイニングを再開し『来たる半減期に備えよう』と計画しています。

マイニング再開「4〜5月」の可能性

海外の仮想通貨メディアである「8BTC」の報告によると、中国で5年以上に渡ってビットコインのマイニングを行なっているXu Feng氏は、今年の4〜5月にはビットコインのマイニングが四川省で再開されると語っています。

四川省で乾期に停止されていた100万台のマイニングマシンは、雨季には再稼働されるでしょう。
ー Xu Feng

Feng氏が語る「乾期」とは2018年末頃の弱気市場のことを示しており、「雨季」とは2019年の4〜5月のことを指しています。水力発電が盛んな地域でもある「四川省」では4〜5月の時期に洪水が頻発するため、水力発電の効率が上がり、数ヶ月間に渡って電気料金が引き下げられると伝えられています。

これによってビットコインのマイニングで必要不可欠となる電気を安く仕入れることができるため、四川省のマイナーたちは4〜5月頃からマイニングを再開すると予想されています。四川省は「ビットコインマイナーの避難所」としても知られており、Feng氏はマイニングチームがすでにマイニング機器を増設して必要なインフラを構築しており、実際に効率的に機能していることも報告しています。

BTCマイニングに最適な「中国・四川省」

マイニングマシン「Antminers S9」を5,000台も所有し、2つのマイニング事業を運営しているLi Ping氏は、中国の四川省には実際に多くのマイナーが暮らしており、水や電気の恩恵を受けているということを語っています。

四川省に家を建てたマイナーは沢山います。彼らは水と電気によるコスト削減の恩恵を受けています。洪水の季節には油が豊富であるため、マイニング機器の機械的な摩耗や輸送を気にかける必要はありません。
ー Li Ping

ビットコインの価格が「半減期の到来」に向けて、これから徐々に上昇し始めると予想しているのは中国のマイナーだけでなく、海外の有名な仮想通貨アナリストたちも同様の意見を語っています。

また、中国で最も影響力のあるビットコイン億万長者として知られるZhao Dong(ジャオ・ドン)氏も、現在はビットコインを買い貯めるべき時であるとアドバイスしており、これから徐々にビットコイン価格が回復に向かうと予想しています。

2019年3月3日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、昨年12月17日に36万円近くまで下落して以降は横ばいの状態が続いており、2019年3月3日時点では「1BTC=432,990円」で取引されています。

2018年3月4日〜2019年3月3日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)