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ブロックチェーン収集・育成・バトルゲーム「Let’s Hunt Monsters」中国で大ブレイク


ブロックチェーン技術とAR(拡張現実)を組み合わせたスマートフォン向けの育成・収集・バトルゲーム「Let’s Hunt Monsters(レッツ・ハント・モンスターズ/一起来捉妖)」が中国の大手テック企業である「Tencent(テンセント)」によってリリースされました。このゲームはすでに非常に高い人気を誇っており、同国のiOSアプリストアで最もダウンロードされている無料ゲームとなっています。

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Let’s Hunt Monsters(レッツ・ハント・モンスターズ)とは?

Let’s Hunt Monsters(レッツ・ハント・モンスターズ/一起来捉妖)は、中国のテック企業「Tencent(テンセント)」が提供するAR(拡張現実)やブロックチェーン技術を用いたモンスターの育成・収集・バトルゲームです。

このゲームは「Pokémon GO(ポケモンGO)」と「CryptoKitties(クリプト・キティーズ)」を組み合わせたブロックチェーンゲームとして注目を集めており、リリースされて間もないにも関わらず「中国のiOSアプリストアで最もダウンロードされている無料ゲーム」として複数のメディアで取り上げられています。(日本は未対応)

捕獲したモンスターは「ブロックチェーン」で保管

プレイヤーはスマートフォンのカメラを通じて現実世界を見ることによって、拡張現実の世界に住む数百種類のモンスターたちを見つけることができます。これらのモンスターはボールを使って捕獲することができるようになっており、捕獲したモンスターはTencent独自のブロックチェーン上に記録されることになります。

他のプレイヤーとの「交換」も可能

デジタルモンスターやデジタル子猫は他のプレイヤーと交換することもできるようになっているため、プレイヤーは街を散策してモンスターを捕まえたり、他のプレイヤーと交換したりしながらモンスターを収集していくことになります。なお、取引を行う際に使用するのは実際のお金ではなく、ゲーム内クレジットとなっています。

バトルでステータスを強化して強いモンスターに進化

捕まえたモンスターはバトルに使用することもできるようになっており、ステータスを強化してより強いモンスターを育成したり、進化させたりすることもできます。

Google禁止の中国「待望のブロックチェーンゲーム」

AR(拡張現実)を用いたモンスター収集ゲームでは「Pokémon GO(ポケモンGO)」が世界中で大きな人気を集めており、現在も非常に多くの人々にプレイされていますが、ポケモンGOは「Googleマップ」に基づいて設計されているため、Googleが禁止されている中国ではプレイすることができませんでした。

このような環境にあった中国で複数のゲームの利点を組み合わせて開発された「Let’s Hunt Monsters」は、今後も非常に多くの人々に利用されていくことになると予想されます。