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適正時価総額は「760兆円」ビットコインはまだ過小評価されている:Tyler Winklevoss


ビットコイン(Bitcoin/BTC)の時価総額は徐々に高まってきていますが、BTCの将来を信じている人々はこの新しい資産は「まだまだ過小評価されている」と考えています。米国の大手仮想通貨取引所「Gemini(ジェミナイ)」のCEOであるTyler Winklevoss(タイラー・ウィンクルボス)氏は『ビットコインは時価総額が7兆ドル(約760兆円)に達するまでは過小評価されていると言える』との考えを語っています。

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ビットコインは「金2.0」

仮想通貨ビットコイン(BTC)はこの数年間で急速に存在感を強めており、世界的にも広く認知される資産クラスの一つとなっています。ビットコインの最大供給量はあらかじめ「2,100万BTC」と決められているため、市場に参加する人が増えれば増えるほどその価値は高まり続けており、今やBTC価格は100万円を超えるほどにまで高まっています。

このような特徴を持つビットコインは”価値の保存手段”として最適な資産の一つとも見なされており一部の人々はビットコインを「デジタルゴールド」と呼んでいます。

仮想通貨取引所「Gemini(ジェミナイ)」のCEOであるTyler Winklevoss(タイラー・ウィンクルボス)氏も同様の考えを持つ人物の一人であり、最近「CNBC」と行われたインタビューでは「ビットコインは”次世代の“になるものであるため、時価総額が金と同様の7兆ドル(約760兆円)に達するまでは”過小評価された資産”である」との考えを語っています。

私たちの学説においてビットコインは「金2.0」にあたるものなので、ビットコインは時価総額が金と同じ「7兆ドル」に達するまでは”過小評価された資産”だと言えます。おそらく人々はそのことに気付いているでしょう。

デジタルゴールドは「1枚=4,470万円」

仮想通貨データサイトである「CoinMarketCap」の情報によると、記事執筆時点のビットコイン時価総額は約24兆円となっているため、金の時価総額に達するためには今の30倍以上にまで時価総額が高まる必要があることがわかります。

また、ビットコインの時価総額が「760兆円」に達した時に、ビットコインの流通量が「2,100万BTC」だったと仮定すると、単純計算で「1BTC=約3,600万円」で取引されていることになります。

しかし、過去には「秘密鍵の紛失などによって、すでに400万BTCがアクセス不能な状態になっている」ということも報告されているため、これらのビットコインが永久に利用できないと考えると、最終的に利用できるビットコインの数は多くても「1,700万BTC」になると考えられます。

この数字を適用して「時価総額760兆円」の場合を想定すると、ビットコインの価格は「1BTC=約4,470万円」ということになります。1,000万円超えのビットコイン価格予想は、まだ一般的には受け入れられていない印象がありますが、ビットコインが「デジタルゴールド」なのだとすれば「1BTC=1,000万円」はまだまだ安い価格なのだと考えられます。

2019年7月11日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、先日10日に141万円近くまで回復したものの、その後大幅に下落したことによって、2019年7月11日時点では「1BTC=1,288,380円」で取引されています。

2019年6月4日〜2019年7月11日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)

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