ゲーマーやインフルエンサーを通じてゲームの流通・宣伝を行なっている「リフェリウム(Refereum/RFR)」は、2019年11月7日の発表でブロックチェーン技術を用いた分散型ストリーミングプラットフォームである「DLive」と提携を結んだことを発表しました。
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リフェリウム(Refereum/RFR)とは?
リフェリウム(Refereum/RFR)は、ゲーマーやインフルエンサーを通じてゲームの宣伝や紹介を行なっているスタートアップ企業であり、ゲーム開発者が低コストでゲームを宣伝することができ、ゲームのプレイヤーが宣伝を行うことによって報酬を得ることができるプラットフォームを提供しています。
同社が提供するプラットフォームは、ゲーマーがゲームをプレイし、インフルエンサーがゲームを宣伝することによって「RFRトークン」による報酬を得ることができるようになっており、ゲーム開発者は「RFRトークン」を支払うことによってプラットフォームにゲームを出したり、宣伝してもらったりすることができるようになっています。
同社はこれまでにも「Epic Games・Microsoft・EA・Versus Evil・Private Division・Annapurna」などといった世界的に有名な企業との提携も発表しています。
DLiveと共に「新たな報酬プログラム」を提供
Refereumが新たに提携を発表した「DLive」は、「Lino Blockchain」と呼ばれるブロックチェーン上に構築されているライブストリーミング・動画共有プラットフォームであり、ユーザーはプラットフォーム上に動画を投稿することによって独自の仮想通貨「LINOポイント」による報酬を得ることができるようになっています。
「DLive」と「Refereum」は、今回の提携を通じてコンテンツ作成者や視聴者に対して報酬を提供すると説明しています。Refereumのユーザーは、DLiveのストリーミング配信を視聴することによって報酬を獲得することができ、DLiveのコンテンツクリエーターは、Refereumストリーミングハブを通じて報酬を獲得したり、他のTwitch、Mixer、DLiveストリーマーと競合したりすることもできるとのことです。
「DLive」は毎月500万人以上のユーザーに利用されている人気のストリーミングプラットフォームであり、動画配信者の人数は125,000人以上にのぼっています。今年4月には、YouTube(ユーチューブ)のチャンネル登録者数で世界一の人数を誇る「PewDiePie(ピューディパイ)」もDLiveでの配信をスタートしており、YouTuberの間でも話題となっていたため、新たな報酬プログラムが追加されたことによって、今後もさらに多くの人々に利用されていくことになると予想されます。