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KLMオランダ航空:ブロックチェーンアプリで「子会社間の決済プロセス」を処理


オランダの大手航空会社である「KLMオランダ航空」が子会社との決済プロセスにブロックチェーン技術を活用することが明らかになりました。同社はR3のブロックチェーンプラットフォーム「Corda(コルダ)」上に構築された財務アプリケーションを導入しています。

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ブロックチェーンで「会計プロセス」を効率化

オランダのソフトウェアサービスプロバイダーである「unchain.io」は、2020年2月26日にエンタープライズソフトウェア会社である「R3」と協力して、R3のブロックチェーンプラットフォーム「Corda(コルダ)」上に構築された財務アプリケーションを同国の大手航空会社「KLMオランダ航空」に提供したことを発表しました。

このアプリケーションは子会社との間で行われる決済プロセスを処理するために活用されるものであり、会計プロセスを安全かつ効率的な方法で簡素化することができると期待されています。

「KLM Finance」のイノベーション担当者Dominique Vijverberg氏は、今回のアプリケーション導入が”テストではない”ということを強調しており、『今後は分散型台帳を基盤としたエコシステムにより多くの子会社を接続していく』と説明しています。

KLMオランダ航空の親会社である「Air France-KLM(エールフランス‐KLM)」は、早い時期からブロックチェーン技術を活用し始めており、2018年10月にはブロックチェーンを活用して旅行・航空業界の問題解決に取り組んでいる「Winding Tree(ワインディング・ツリー)」と提携したことを発表しています。

>>「unchain.io」の公式発表はこちら