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世界トップ企業で「カルダノ活用」なるか|Cardano財団、PwCとマーケティング戦略


カルダノ財団(Cardano Foundation)が世界4大会計事務所の1つとして知られる「プライスウォーターハウスクーパース(PwC)」の法務チームと会合を行い、今後のマーケティング活動に関する計画について話し合いを行ったことが明らかになりました。PwCは世界のトップ企業などにカルダノを紹介し、財団の活動を支援すると伝えられています。

こちらから読む:IOHK、ワイオミング大学にADAを寄付「Cardano/ADA」関連ニュース

世界トップ企業に紹介し「カルダノを支援」

カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の開発者として知られるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は2020年3月3日のツイートで、世界4大会計事務所の1つとして知られる「プライスウォーターハウスクーパース(PwC)」のロンドン本社に訪れ、今後のマーケティング活動に関する計画について話し合いを行ったことを報告しました。


チャールズ・ホスキンソン氏は2020年1月に「PwC」と協力してマーケティング活動を行なっていくことを明らかにしており、Cardanoブロックチェーンの技術活用を促進するためのマーケティング活動を行う他、本人確認や資金洗浄対策などといった仮想通貨取引所が求める条件に対処することによって、仮想通貨ADAをより簡単に仮想通貨取引所に上場させれるようにしていく計画を発表していました。

具体的な契約の詳細はまだ確定していないものの、PwCはホスキンソン氏や同氏がCEOを務める「IOHK」を”Fortune 500(*1)”にリストされている大手企業に紹介することによってカルダノ財団の活動を支援すると伝えられています。

(*1)Fortune 500:アメリカのFortune誌が毎年1回発表している世界中の会社を対象とした総収益ランキングのこと

PwC法務責任者も「カルダノの取り組み」を支持

PwCの法務チームリーダーであるGuenther Dobrauz(ガンザー・デブラウス)氏は、2020年3月3日のツイート(現在は削除済)で『地方分権化は我々の未来である』と述べた上で『ホスキンソン氏やIOHKの開発チームはその未来の重要な一部である』とコメントしています。

またデブラウス氏は仮想通貨メディア「Cointelegraph」に対して、個人的な意見だと説明しつつ『ブロックチェーン技術は変革を起こすと信じている。カルダノチームの取り組みを支持する』と語ったと報告されています。

私はカルダノチームの取り組みを支持しており、カルダノのエコシステムは最初から素晴らしい仕事をしていると個人的に信じています。彼らと交流し、学ぶことができる全ての機会を楽しんでいます。このようなことはその他いくつかのプロジェクトにも当てはまります。

PwCは世界的に大きな影響力を持つコンサルティング会社であるため、PwC支援のもとでマーケティングを行うことによって、カルダノの技術活用を促進させることができると期待されます。カルダノの技術は世界的に有名なシューズメーカーである「New Balance(ニューバランス)」などでもテストされているため、今後のさらなる普及にも注目です。

2020年3月5日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格

カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は今月2日に4円台まで下落したものの、その後は回復傾向が見られ始めており、2020年3月5日時点では「1ADA=5.40円」で取引されています。

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2020年1月5日〜2020年3月5日 ADAのチャート(引用:coingecko.com)