
Cardano開発企業:2020年は「教育活動」に注力|教材・講義・学習コースなど展開へ
カルダノ(Cardano/ADA)の開発を行っている「IOHK」は、2020年の取り組みで"教育活動"に注力していくことを発表しました。同社はカルダノの理解を深めるために「新たな教材の発行」や「大規模なオンライン学習コース」の公開なども計画していると説明しています。
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IOHK:2020年は「カルダノの教育活動」に集中
IOHKは2020年2月27日の発表で、同社が2020年に"教育活動"を積極的に行っていく計画であることを明らかにしました。同社はカルダノ開発の第2段階〜第3段階である「Shelley〜Goguen」に完全に移行する際に、カルダノの教材を開発・拡張していくと述べており『2020年は教材の幅を広げるために多大な時間と労力を費やす』と説明しています。
IOHKの教育チームは今年、教材の幅を広げるために多大な時間と労力を費やします。社内外の幅広いステークホルダーを対象とした様々な学習・研修資産を使用して技術的な理解を深めることを目指しています。IOHKのテクノロジーを大勢の人々に使用して頂くためには教育が必要不可欠です。
また、企業の意思決定者に知識と情報を提供し、テクノロジーが解決できるビジネス上の問題を把握できるようにすることも目指しています。カルダノを社会・金融におけるグローバルなオペレーティングシステムへと成長させるための多くの計画・プロジェクトが進行中です。
大規模な「オンライン学習コース」なども計画
IOHKはこれまでにもスマートコントラクト用のプログラミング言語である「Plutus」と「Marlowe」の講義を行っており、2020年にはマルタ大学でも講義が行われたと報告されています。これらの講義は現時点でも非常に人気があり、PlutusとMarloweの「無料Udemyコース」には5,000人以上の学生が参加したとのことです。
現在はこれらのコースを次のレベルへと高めることが計画されており、両方のコースを更新して最新の変更や新機能に対応できるようにすることも予定されています。また、スマートコントラクトの記述方法などについて学ぶことができる電子書籍「Plutus:信頼できるスマートコントラクトの書き方」の第2版も作成されており、2020年後半頃には公開される予定だと説明されています。
さらにトレーニングコースとコンテンツの範囲を拡大するために、IOHKが愛用している関数型プログラミング言語「Haskell」のトレーニングコースを"大規模なオンラインコース"へと移行し、PlutusとMarloweの資料を含めることでより包括的なものにする方法も調査していると報告されています。
IOHKはこの他にも「モンゴル」や「カナダ・ケベック州」などをはじめとする世界中の複数の場所で教育イベントを開催することを予定しているため、2020年以降はカルダノ関連の技術者が増加し、技術開発が活発化していくことになると予想されます。
2020年3月2日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は今月13日に8円付近まで回復したものの、その後は下落傾向が続いており、2020年3月2日時点では「1ADA=5.00円」で取引されています。
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