仮想通貨・ブロックチェーンイベント「Consensus(コンセンサス)」を毎年開催している大手仮想通貨メディア「Coindesk(コインデスク)」は、新型コロナウイルスの影響を踏まえた上で今年開催される「Consensus 2020」をオンライン上のバーチャル空間で開催することを発表しました。
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世界中から「無料」で参加可能に
Coindesk(コインデスク)が毎年開催している「Consensus(コンセンサス)」は、世界最大規模の仮想通貨・ブロックチェーン関連イベントであり、世界中の開発者・投資家・規制当局関係者と数千人規模の参加者が集まる注目イベントとして知られています。
このイベントはこれまで参加者が会場を訪れる形で開催されていましたが、先日13日には2020年のコンセンサスがバーチャル空間上で開催されることになったことが発表されてます。
これは新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためのものであり、コインデスクは『私たちの目標はコミュニティとともに知識を広め、成長し、安全な場所で有意義な繋がりを作ることでしたが、もはやそれを物理的な場所で行うことはできなくなった』と説明しています。
実際に会場で交流することはできなくなったものの、コインデスクは「バーチャル空間」でイベントを開催することによって、”世界中の人々が無料でイベントに参加できる“という新しい利点をもたらしています。なお「Consensus 2020」のチケットをすでに購入している人々に対しては『60日以内に全額払い戻しを行う予定』だと説明されています。
新型コロナウイルスの影響によって、仮想通貨・ブロックチェーン関連のイベントでも続々と”延期”の発表が行われており、最近では金融庁と日経新聞が主催する「FinSum2020」が2020年4月21日〜22日まで延期になった他、4月に開催予定となっっていた「TEAMZブロックチェーンサミット2020」も2020年9月28日まで延期となっています。
なお、バーチャル空間で開催される「Consensus 2020」は、2020年5月に開催される予定となっています。