ビットコイン(Bitcoin/BTC)が半減期を迎えたことによって機関投資家の参入が増加していることが報告されています。アメリカ・シカゴにある北米最大の金融・商品のデリバティブ取引所である「シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)」において、ビットコインオプション取引の取引高が過去最高を記録したことが明らかになりました。
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ビットコインオプションの「取引量・建玉」大幅増
仮想通貨デリバティブ市場のリアルタイム分析データを提供している「Skew(スキュー)」のデータによると、北米最大の金融・商品のデリバティブ取引所として知られる「シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)」のビットコインオプション取引量は、ビットコイン半減期の直後である2020年5月13日に4,000万ドル(約43億円)にまで増加し、過去最高を記録したと報告されています。
その1日後である5月14日の取引量も3,600万ドル(約38億円)となっているため、4月末時点で100万ドル(約1億円)前後だった取引量が半減期頃から大幅に増加していることが分かります。
また「Skew」のデータでは、”CEMにおけるビットコインオプション取引の建玉”も半減期のタイミングで大幅に増加していることが報告されており、2020年5月14日と2020年5月17日の時点では1億4,200万ドル(約152億円)にまで増加していたことが示されています。
これらのデータはビットコインが半減期を迎えたことによってビットコイン市場に参入する機関投資家の数が増加していることを示しており、仮想通貨業界では”強気の傾向”として捉えられています。
半減期から1週間が経とうとしている2020年5月18日時点では、ビットコイン価格に大きな変化は見られていないものの、「取引量・BTC保有ウォレット数・関心・未決済ポジション数」などは増加・上昇していることは報告されているため、近日中にはビットコイン価格にも大きな変化が見られる可能性があると予想されます。
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