チリーズ(Chiliz/CHZ)は2021年3月1日に、仮想通貨CHZが3つの暗号資産取引所に上場することを発表しました。また本日2日には『Chilizが本格的な米国市場進出に向けて5,000万ドルを投資した』ということも報告されています。CHZの価格はここ最近で大幅な上昇を続けており、昨年の価格の6倍以上にまで上昇しています。
仮想通貨CHZ「3つの暗号資産取引所」に上場
チリーズ(Chiliz/CHZ)は2021年3月1日に、仮想通貨CHZが「Bitcoin.com Exchange、HitBTC、Changelly」という3つの主要な暗号資産取引所に上場することを発表しました。
「HitBTC」には既に上場しており、「Bitcoin.com Exchange」には日本時間2021年3月3日19時00分に上場、「Changelly」にはその1週間後に上場する予定だと報告されています。
仮想通貨CHZは既に「BINANCE、Huobi Global、Bitfinex、KuCoin、FTX」などの暗号資産取引所に上場しており、最近ではChilizが提携するスポーツクラブの公式ファントークンの上場発表も多数行われており、CHZや各種ファントークンの取引が活発化してきています。
今回発表された3つの暗号資産取引所は海外で人気の高い暗号資産取引所であるため、これらの上場によってCHZの流動性がさらに高まると期待されています。
「Chiliz」と「Socios.com」の創設者兼CEOであるAlexandre Dreyfus氏は、今回の上場について次のようにコメントしています。
3つの主要な暗号資産取引所への上場によって、CHZの流動性をさらに高めれることを嬉しく思います。今回の上場はこれら3つのプラットフォームとの強固なパートナーシップの始まりに過ぎません。
『世界中のスポーツ・エンターテインメント団体の参加を募り、10億ドルのファントークンエコシステムを構築する』という使命に向けた取り組みを継続し、今後さらにエキサイティングな発表を行えることを楽しみにしています。
米国市場進出に向け「5,000万ドル」を投資
チリーズ(Chiliz/CHZ)はこれまでにもトルコやイギリスでの事業拡大に向けた取り組みを進めていることを明らかにしていましたが、2021年3月2日には『本格的な米国市場進出に向けて5,000万ドル(約53億円)の投資を行なった』ということも報告されています。
「ロイター」の報道によると『現在Chilizはアメリカ・ニューヨークにオフィスを開設しており、米国の主要な5つのスポーツリーグに関連したファントークンを立ち上げるために、ニューヨークのスポーツ業界に5,000万ドルを投資している』と報じられています。
Chilizは既に世界中で合計22のスポーツクラブと提携を結んでいますが、米国での事業展開が本格化されれば、提携関係もさらに拡大し、Chilizのエコシステム全体が大きく成長することになると期待されます。
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CHZ価格は「昨年の6倍以上」にまで上昇
チリーズ(ChiliZ/CHZ)の価格は昨年末頃まで1円前後での推移を続けていたものの、2021年以降は大幅な上昇が続いており、2021年3月2日時点では昨年の価格の6倍以上となる「1CHZ=6.50円」付近まで上昇しています。