米国の大手暗号資産取引所「Gemini(ジェミナイ)」は2021年5月9日に、仮想通貨を取引所のウォレットで一定期間保管し続けることによって利息を稼ぐことができるサービス「Gemini Earn(ジェミナイ・アーン)」にドージコイン(Dogecoin/DOGE)を追加したことを発表しました。
こちらから読む:米銀行口座で銀行口座でBTC取引が可能に?「暗号資産」関連ニュース
DOGE預金者に対して「年利2.25%の利息」を付与
Gemini(ジェミナイ)は2021年5月9日に、仮想通貨を取引所のウォレットで一定期間保管し続けることによって利息を稼ぐことができるサービス「Gemini Earn(ジェミナイ・アーン)」にドージコイン(Dogecoin/DOGE)を追加したことを発表しました。
Gemini Earn(ジェミナイ・アーン)は今年2月にローンチされた仮想通貨のセービングサービスであり、自分が保有している暗号資産をGeminiの専用ウォレットに預けることによって最大7.4%の年利を稼ぐことができるサービスとして注目を集めていました。
ドージコイン(DOGE)の預入で獲得できる年利は「2.25%」とされており、『利息は毎日獲得することができ、預けた暗号資産はいつでも通常ウォレットに戻すことができる。Gemini Earnへの預入手数料などは必要なく、仮想通貨を戻す際の最小金額なども設定されていない』と説明されています。
Gemini Earnを利用するユーザーが増えた場合には「DOGEを購入して保有し続けるユーザー」が増えることになるため、DOGE売りの減少につながり、価格の上昇傾向が保たれる可能性があると期待されています。
同社は今回の発表の中で「SushiSwap(SUSHI)、Injective(INJ)、Polygon(MATIC)」をGemini Earnに追加したことも発表しており、Gemini Earnがサポートする暗号資産は合計32銘柄になったと報告されています。なお、これらのサービスはアメリカとシンガポールに住む全てのGeminiユーザーが利用することができるとのことです。