大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」は2021年5月18日に、同取引所の仮想通貨ウォレットを分散型アプリ(DApps)・分散型金融(DeFi)・分散型取引所(DEX)などに接続して使用することができるブラウザ拡張機能『Coinbase Wallet extension』をリリースしたことを発表しました。
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「DApps・DeFi・DEX」にアクセスするための架け橋
Coinbase(コインベース)は2021年5月18日に、同取引所の仮想通貨ウォレットを分散型アプリ(DApps)や分散型金融(DeFi)に接続して使用することができるブラウザ拡張機能『Coinbase Wallet extension』をリリースしたことを発表しました。
Coinbase Wallet extension(コインベース・ウォレット拡張機能)は、世界中で数多く提供されている分散型アプリ(DApps)・分散型金融(DeFi)・分散型取引所(DEX)などに自分のウォレットを接続して使用することができるChromeブラウザ向け拡張機能であり、この拡張機能がリリースされたことによってより簡単かつ安全にDApps・DeFi・DEX NFT関連サービスを利用できるようになるとされています。
仮想通貨業界ではこのような拡張機能がすでに複数リリースされており、これまでは「MetaMask(メタマスク)」などのウォレットが分散型サービスへの接続手段として広く利用されていましたが、「Coinbase Wallet extension」を使用すればCoinbaseで保管している仮想通貨でスムーズに各種サービスを利用することができるようになるため、今後はコインベースユーザー間でDApps・DeFi・DEX・NFTの利用が増加する可能性があると期待されます。
なお「Coinbase Wallet extension」は全てのイーサリアムDAppsで利用できるとされており、利用可能な分散型サービスの例としては以下のようなものが挙げられています。
- Uniswap
- Compound
- Rarible
- Aave
- Synthetix
- Matcha
- dYdX
- Oasis
- Instadapp
- SushiSwap
- Zora
- ZapperFi
- OpenSea