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ソーシャル検索プラットフォーム「ソクシル」公開|ブロックチェーン用いた還元機能も検討


株式会社Reright(リライト)は2021年8月24日に、みんなで作るソーシャル検索プラットフォーム「ソクシル(SOKUSIRU)」のパブリックベータ版をリリースしたことを発表しました。同社は将来的に「ブロックチェーンを活用したユーザー還元の仕組み」を導入することも計画していると報告しています。

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ソクシル(パブリックベータ版)提供開始

Reright(リライト)が新たにリリースした「ソクシル(SOKUSIRU)」は、従来のウェブ検索結果にソーシャルの力をプラスした『ユーザーが欲しい情報に素早く出会えるソーシャル検索プラットフォーム』だとされており、ユーザーは表示された検索結果画面で投票・ブロック・メモなどを行うことができるように設計されています。

リライトは『私たちが今のネット検索にストレスを感じるのは記事自体の良し悪しや欲しい答えがあるかどうかではなく、”本当は端的な答えで済むのに、滞在時間や広告クリックを稼ぐためわざと結論を先延ばししている”といったお金ファーストの記事に出会うときだ』と指摘しており、SNSのようにユーザーが各記事を評価したり、記事の結論をメモとして投稿できるようにすることによって、同じキーワードで後から検索した人々が欲しい答えに素早く辿り着ける機能を提供するために「ソクシル」を開発したと説明しています。

今回リリースされた「ソクシルのパブリックベータ版」は、ウェブ検索して調べたうえでの自分なりの結論を検索結果画面に投稿できる『メモ機能』のみを実装したバージョンとなっており、メモ機能を含めたソクシルの概要・機能については以下のように説明されています。

ソクシルの概要

検索結果画面で投票・ブロック・メモを行うことができるソーシャル検索プラットフォーム。従来のウェブ検索にソーシャルの力をプラスすることによって「使えば使うほど、使う人が増えるほど、欲しい情報に素早く辿り着けるプラットフォーム」となっている(お金や命に関わるような医療情報などのキーワードは大手検索エンジンを推奨するなどの棲み分けを予定)。

(画像:株式会社Reright)

検索結果画面で記事への投票が可能

検索結果の記事に対して「良い・悪いの投票」や「サイトのブロック」が可能。現状のソクシルでは「Bing Custom Search」を利用していることなどの関係上、投票・ブロック機能は未実装だが、開発中の独自エンジンのリリースとともに実装が予定されている。

(画像:株式会社Reright)

調べたうえでの結論をメモとして投稿できる

ウェブ検索で実際に調べごとをしたユーザーが、調べたことの結論だけをメモしたり、他の検索者のための知識やおすすめを共有できる機能。メモに対していいね等の評価も可能なため、ユーザーが増えるほど人が本当に評価する情報が検索直後に表示されるようになる。

(画像:株式会社Reright)

今後の追加を検討している機能

現時点では構想段階ではあるものの「みんなのために良い情報を共有した人、一番最初に世の中に新たな情報をもたらした人、ソクシルコミュニティの発展に貢献した人などが報われる仕組み」をブロックチェーンを活用して実現する方法も研究中。具体的には以下のようなアクションを並行して実施予定。

なお「ソクシル(パブリックベータ版)」は以下の公式サイトに記載されている『β版を利用してみる』『利用してみる』などのボタンから実際に利用することができるようになっています。

>>「ソクシル」の公式サイトはこちら
>>「Reright」の公式発表はこちら