NFT Studio「二次流通機能」を実装|報酬の一部はクリエイターに還元
CryptoGamesは2021年7月21日に、同社が提供しているNFTプラットフォーム「NFT Studio」に"二次流通機能"を実装したことを発表しました。二次流通の形でNFTの売買が行われた際には、NFTを作成したクリエイターに永続的にロイヤリティが還元される仕組みとなっています。
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売却利益の一部は「クリエイターに永続的に還元」
CryptoGamesは2021年7月21日に、同社が提供しているNFTプラットフォーム「NFT Studio」に、NFT作品をユーザー同士で売買した際に報酬の一部がNFTクリエイターへと還元される"二次流通機能"を実装したことを発表しました。
「NFT Studio」はイラストレーターやクリエイターが自分の作品を"NFTアート"としてブロックチェーン上で発行できるNFTプラットフォームであり、ブロックチェーンには高騰するトランザクション手数料の問題に対処するために「ポリゴン(Polygon/MATIC)」を採用、NFT作品はクレジットカードで購入できるようになっています。
2021年3月にリリースされた「NFT studio」はその後5月にクリエイター数1,000人を超えており、現在は非常に多くのNFT作品が出品・取引されていますが、今回新たに"二次流通機能"が実装されたことによって、NFT studioのクリエイターはユーザー同士のNFT売買を通じて永続的にロイヤリティを受け取ることができるようになりました。
出品だけでは手数料がかからない安心設計
なお、NFT Studioの二次流通は"NFTを出品するだけでは費用がかからないように"設計されており、金額の変更・キャンセルも費用がかからない仕様となっているため、NFT保有者は気軽にNFTを出品することができるようになっています。
また、NFTの出品も簡単に行うことができるように設計されており、「NFT Studio」の公式サイトから自分が保有するNFTにアクセスして「Sell」を選択後、販売価格を設定して署名するだけで簡単に出品できるようになっています。
販売価格の設定時には「出品に価格手数料の内容」や「販売価格から手数料を差し引いた金額」も表示されるようになっており、「出品の取り消し」も数回のクリックで簡単に行えるようになっているため、初心者の方でも気軽に利用できると期待されます。
今回新たに二次流通機能が追加されたことによって、今後は「NFT Studio」で発行されているNFT作品の取引がより活発になっていくと期待されます。"二次流通の具体的な方法"については「こちらのnoteの記事」で詳しく解説が行われています。