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エルサルバドルで法定通貨化控えるビットコイン「5万ドル突破」価格変動にも要注意


ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2021年9月6日に、先月末頃から主要な抵抗線となっていた50,000ドル(約550万円)のラインを突破して52,000ドル付近まで回復しました。ビットコイン価格は今年7月頃から長期的に上昇し続けていますが、明日7日にはエルサルバドルで「ビットコインの法定通貨化」が予定されているため、今後の値動きには警戒が必要です。

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ビットコイン価格「52,000ドル」まで回復

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先月23日に50,000ドル(約550万円)付近まで回復して以降は横ばいの状態が続いていたため、「5万ドルを主要な抵抗線として一時的に下落する可能性がある」との予想も出ていましたが、本日6日には5万ドルラインを超えて再び大きく上昇し、一時的に「1BTC=52,000ドル(約570万円)」付近まで回復しました。

2021年5月26日〜2021年9月6日 BTC/USDTの価格チャート(画像:BINANCE)

BTC法定通貨化で「価格乱降下」の可能性も

ビットコイン価格は記事執筆時点でも51,000ドル台での推移を続けていますが、2021年9月7日にはエルサルバドルで正式に「ビットコインの法定通貨化」が予定されているため、今後は大幅な値動きが起きる可能性があると予想されます。

「ビットコインの法定通貨化」によってビットコイン価格が高騰する可能性はあると考えられますが、7月末頃から今まで上昇傾向が続いていることなども踏まえた上で『セル・ザ・ファクト(噂で買って事実で売る)の格言に従って、ニュース後にビットコイン価格が急落する可能性がある』といった予想も出ているため、今後の値動きには警戒が必要です。

法定通貨としてビットコインが採用されるのは世界初の事例であるため、このニュース自体はビットコインの好材料となり”ビットコイン買いの動き”につながると予想されますが、重要なニュースの直後には価格の乱降下がみられる場合も多いため、レバレッジ取引などでポジションを有している方はポジション管理にも注意が必要であると考えられます。

なお、長期的なビットコイン価格予想としては『BTC価格は2021年内に1,000万円を超える』といった予想も多く、S2F(ストック・フロー)と呼ばれるモデルを用いてビットコイン価格予想を行なっている著名アナリストPlanB氏は2021年6月のツイートで『最悪の場合でも、BTC価格は2021年12月に135,000ドル(約1,480万円)になる』との予想を語っています。