カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを使用したプロダクトやソリューションを開発している「dcSpark」が、分散型金融(DeFi)や分散型アプリケーション(dApps)などへのアクセスにも使用することができる軽量ウォレットである『Flint Wallet』をリリースしたことが明らかになりました。このウォレットはブラウザ拡張機能として提供されており、異なるチェーンの複数の暗号資産をブラウザで簡単に管理することができるように設計されていると説明されてます。
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カルダノ軽量ウォレット「Flint Wallet」リリース
カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを使用したプロダクトやソリューションを開発している「dcSpark」が、分散型金融(DeFi)や分散型アプリケーション(dApps)などへのアクセスにも使用することができる軽量ウォレットである『Flint Wallet』をリリースしたことが明らかになりました。
dcSparkはカルダノの公式商業化部門である「EMURGO(エマーゴ)」に所属していた経歴を持つ技術者などで構成されるブロックチェーン企業であり、昨年8月にはカルダノ開発企業「IOHK」でCatalyst(カタリスト)など複数のプロジェクトを担当していた経歴を持つNicolas Di Prima氏が入社したことでも話題となっていました。
今回のウォレットリリースは「Flint Wallet」から2022年1月28日に発表されており、『Flint WalletはGoogle Chromeストアから、すべてのChromeベースのブラウザで入手できる』と説明されています。
手軽で便利な拡張機能「Flint Wallet」とは?
「Flint Wallet」はDeFiやNFTにも対応したブラウザ拡張機能形式の軽量ウォレットとなっており、ADAなどをはじめとするCardanoブロックチェーンを基盤とした様々な暗号資産やトークンをブラウザ上で簡単に保管・管理・送受金・使用することができるように設計されています。
また「Flint Wallet」は、DApps・DEX・DeFiサービスにアクセスしたり、ウォレットに保管されているNFTを確認したり、ウォレット画面上で現在の保有資産額・保有額推移のチャート・利益率・ステーキング情報などを確認したりすることもできるように設計されているため、『ADAを手軽に管理しながらCardanoブロックチェーンを活用した各種サービスを実際に使用したい』と考えている方には魅力的なウォレットとなっています。
さらにこのウォレットは、ハードウェアウォレットを利用することによって強固なセキュリティ確保したままdAppsと連携させることもできるように設計されており、「Solana、Ethereum、Cardano、Urbit」などといった複数のブロックチェーンをサポートする”マルチチェーンWeb3ウォレット”となっているため、相互運用性も備えていると説明されています。
カルダノ関連のウォレットやサービスは続々と増えてきていますが、dcSpark社は開発者がDAppsなどをイーサリアムから既存のプロジェクトに簡単に移植できるようにして、様々な異なるブロックチェーンの相互運用性を高めることなどを目的としたレイヤー2プロトコルである「Milkomeda(ミルコメダ)」の開発などにも取り組んでいるため、同社の取り組みには期待が高まっています。
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