モバイル決済サービスの「Cash App」は2022年2月8日に、仮想通貨ビットコイン(Bitcoin/BTC)を迅速かつ低コストで送金することができる技術「Lightning Network(ライトニングネットワーク)」に対応したことを発表しました。
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「低コストかつ迅速なBTC送金」が可能に
Cash App(キャッシュアップ)は2022年2月8日に、ビットコイン(BTC)を迅速かつ低コストで送金することができる技術「Lightning Network(ライトニングネットワーク)」に対応したことを発表しました。
Lightning Network(ライトニングネットワーク)はビットコインを安い手数料で素早く送金することができるレイヤー2ソリューションであり、少額のBTCをごくわずかな手数料で迅速に送金できることから、インターネット上での投げ銭や決済など幅広い分野で活用されています。
今回「Cash App」がライトニングネットワークに対応したことによって、「Cash App」のユーザーは少額のビットコインを任意のライトニングまたはオンチェーンBTCアドレスに安い送金手数料で素早く送金することができるようになりました。
Cash AppでLightning Networkが利用できるようになりました。Lightning Networkはビットコインで誰にでも最速かつ無料で送金できる技術です。
タコスを買ったり、お気に入りのTwitterコメディアンにチップを渡したり、海外にいる友達に送金したり、Lightningが使える場所ならどこにでも送金可能です。
「Cash App」でライトニングネットワークを介したBTC送金を行う際には『ライトニングQRをカメラでスキャン→支払い内容を確認→Payをタップ』という手順で行うことができるとされています。
このサービスは「ニューヨークを除く米国内すべての州」で利用することができるとのことですが、ニューヨークの住民は現時点でライトニングネットワークを介したBTC送金を行うことができないと報告されています。
ビットコイン(BTC)を従来の方法で送金した場合には数千円の送金手数料がかかる場合があり、送金が完了するまでには数十分〜数時間がかかる場合もあったため、「Cash App」でライトニングネットワークを介したBTC送金が可能になることによって、今後は米国でビットコインのやり取りがさらに活発化する可能性があると期待されています。
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