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仮想通貨DEP発行のDEA社、カンボジアのサッカークラブ「アンコールタイガーFC」と提携


ディープコイン(DEAPcoin/DEP)を発行していることでも知られる「Digital Entertainment Asset(DEA)」は2022年3月30日に、カンボジアリーグに所属する日系サッカークラブ「アンコールタイガーFC」とのパートナーシップを発表しました。アンコールタイガーFCはDEA社が運営するゲームプラットフォーム「PlayMining」上のデジタル資産・ゲームアイテムのNFTを購入し、ゲーミングギルドとしてDEA社のPlay to Earnゲームに参画すると報告されています。

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カンボジアでPlay to Earnゲームの雇用創出

Digital Entertainment Asset(DEA)は2022年3月30日に、カンボジアリーグに所属する日系サッカークラブ「アンコールタイガーFC」とのパートナーシップを発表しました。

DEA社はグローバルでGameFiプラットフォーム事業を展開しているシンガポール拠点の企業であり、ゲームをプレイすることによって仮想通貨を稼ぐことができる「Play to Earn」と呼ばれるモデルのゲームを展開するゲームプラットフォーム「PlayMining」を運営していることや、仮想通貨「ディープコイン(DEAPcoin/DEP)」を発行していることでも知られています。

アンコールタイガーFCは、PlayMining上のデジタル資産・ゲームアイテムのNFTをクラブスポンサーの投資資金を活用して購入し、ゲーミングギルド(*1)としてDEA社のPlay to Earnゲームに参画することを計画しているとのことで、これによって『カンボジアにおけるPlay to Earnゲームを通じた新たな雇用創出に繋がる』と期待されています。
(*1)ゲーミングギルド:ゲームプレイで稼ぐことができる「Play to Earn」という種類のゲームのNFTに投資し、組織的にプレイすることでゲームから収益を上げる団体のこと。東南アジアを中心に急速に数を拡大しており、新たな雇用創出の手段として注目を集めている。

また、Play to Earnゲームにより報酬を獲得したサポーターがその資金をクラブ関連の消費に回すことによって、スポーツクラブ経済圏の活性化にも繋がる可能性があると期待されています。

(画像:DEA社)

「アンコールタイガーFC」のオーナーである加藤明拓氏と、「DEA社」のCEOである吉田直人氏は、今回のパートナーシップについて次のようにコメントしています。

【アンコールタイガーFC:加藤明拓氏】
僕たちはサッカークラブ以上のクラブを目指している中で、私達のホームタウンのシェムリアップはコロナで観光都市の為、多くの人が失業しました。クラブとしてサッカー以外に何か出来ることはないか、と考えていた時に吉田さんと出会い、サポーターやシェムリアップの人々の生活基盤向上の可能性を感じ、タイガーギルド事業のスタートを決めました。これからDEA社と手を組み、次の時代の新しいクラブ経営の形を創っていきたいと思います。

【DEA社:吉田直人氏】
当社が「PlayMining」で手掛ける、GameFiやPlay to Earnと呼ばれる事業モデルは、単にゲームとフィンテックの融合を意味するだけではなく、その帰結として持続可能な社会的課題の解決や、世界の人々の自己実現を導く手段の一つと考えています。

DEAとアンコールタイガーFCの取り組みが、カンボジアの雇用を創出し、人々の生活基盤向上に寄与できるように尽力いたします。

DEA社はここ最近でゲーミングギルドの拡大に向けた取り組みを進めており、今年2月にはベルギーサッカー・プロリーグ2部に所属する「KMSKダインゼ」の運営会社との戦略的パートナーシップなども発表されていましたが、今回の発表では『今後も様々な国・地域・業界の方々と共に「PlayMining」を通じたコラボレーションを進めていく』と説明されているため、今後もさらに多くの提携発表が行われていくことになると期待されます。

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