エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2022年5月10日に、エルサルバドル政府が新たにビットコインを500BTC買い増ししたことを明らかにしました。これらのビットコインは平均購入価格30,744ドル(約400万円)で購入されたと報告されています。
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約400万円の平均購入価格で「500BTC」買い増し
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2022年5月10日に、エルサルバドル政府が新たにビットコインを500BTC買い増ししたことを明らかにしました。ブケレ大統領は今回のツイートで、これらのビットコインは平均購入価格30,744ドル(約400万円)で購入されたと報告しています。
エルサルバドルは押し目買いしました!??
500枚のコインを〜30,744ドルの平均価格で購入しました?
ブケレ大統領が最後にBTC買い増しを報告したのは2022年1月22日であったため、今回の購入は約4ヶ月ぶりの買い増しとなります。なお、前回の購入時には「約36,600ドル(約476万円)で410BTCが追加購入された」と報告されているため、今回はより安い価格で多くのBTCが購入されたことになります。
なお、ブケレ大統領がこれまでに報告したBTC購入数量・購入時期は以下のようになっているため、今回の追加購入によってエルサルバドル政府が保有するビットコインは「合計2,301BTC」になったと考えられます。
購入時期 | 購入数量 |
2021年9月6日 | 200BTC |
2021年9月6日 | 200BTC |
2021年9月7日 | 150BTC |
2021年9月19日 | 150BTC |
2021年10月27日 | 420BTC |
2021年11月26日 | 100BTC |
2021年12月3日 | 150BTC |
2021年12月21日 | 21BTC |
2022年1月21日 | 410BTC |
2022年5月10日 | 500BTC |
ビットコイン、続く価格下落で警戒感高まる
ビットコイン(BTC)の価格は2022年3月28日に48,000ドル(約625万円)付近まで回復したものの、その後は下落傾向が続いており、現在は重要視されていた長期的なサポートラインも超えて30,000ドル(約390万円)付近まで下落しています。
このまま価格下落が進めば昨年5月〜7月にかけて維持されていた29,000ドル(約378万円)付近のサポートラインも下回ることになるため、仮想通貨業界では今後のさらなる急落に警戒感が高まっています。
ビットコイン価格の下落に伴い、SNS上などでは「ビットコイン買い増し」の報告も多数行われており、一部の取引所では「ビットコインのロング(買い)ポジションが急激に増えていること」なども報告されていますが、場合によっては大量のロスカットで更なる下落が見られる可能性もあるため、ポジション管理などには注意が必要です。